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年末の大掃除で急増する「ぎっくり腰」の症状4選! 起こりやすいシチュエーションとは?

 公開日:2024/12/28

年末の大掃除で気合を入れすぎて「ぎっくり腰」に見舞われる人が急増しています。重い物を持ち上げたり、立ち上がったり、日常の考えない動作でも突然激痛が走る可能性があるのです。そんなぎっくり腰の原因や日常で注意すべきシチュエーションを「あおぞら整骨院」の水野先生に解説していただきました。

水野 雄介

監修柔道整復師
水野 雄介(あおぞら整骨院)

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柔道整復師。静岡県浜松市に「あおぞら整骨院」を開院。「心こそ大切なれ」をモットーに患者さんと接して、適切な施術を提供する。

編集部編集部

ぎっくり腰の原因はなんですか?

水野 雄介先生水野先生

腰周りに大きな力がかかることにより、関節や椎間板、腱、靱帯などが損傷を受けることで発症します。しかし、その背後にあるのは「筋力の衰え」です。とくに腹横筋や腸腰筋など、体の深部にある筋肉が衰えると、ほかの筋肉がその分も頑張らなければなりません。このようにサボっている筋肉と頑張りすぎる筋肉の差が、痛みを引き起こすとされています。

編集部編集部

どんなシチュエーションでぎっくり腰が起きるのですか?

水野 雄介先生水野先生

ぎっくり腰が発症するシーンは様々です。例えば、重い物を持ち上げたときに発症する人がいます。ほかにも、かがんだときや立ち上がろうとしたとき、くしゃみをしたとき、物を取ろうとしたとき、歯磨きをしているときなど、日常のふとした瞬間に発症します。

編集部編集部

ぎっくり腰の前兆はあるのですか?

水野 雄介先生水野先生

人によっては、ぎっくり腰を発症する前に、 腰に重だるさを感じることもあります。その一方、全く前兆がない人もいます。

編集部編集部

そもそも、ぎっくり腰とは正式な疾患名なのですか?

水野 雄介先生水野先生

いいえ。ぎっくり腰は通称であり、医学的には「急性腰痛症」または「腰椎捻挫」と言います。

編集部編集部

ぎっくり腰になると、どのような症状がみられるのですか?

水野 雄介先生水野先生

ぎっくり腰の症状には、以下のようなものがあります。

  • 突然激痛に襲われて、身動きできなくなる
  • 体を反らせたり、おじぎをしたりすると腰が痛い
  • 体勢を変えた瞬間、腰に激痛が走る
  • 最初は「腰が重い」「腰に違和感がある」くらいだったが、時間が経つにつれて痛みに変わった

※この記事はMedical DOCにて【「繰り返すぎっくり腰…」その原因や再発を防ぐ方法を整骨院院長が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修柔道整復師