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卵白と卵黄「ビタミンD」が多いのはどっち?効率的な食べ合わせも管理栄養士が解説!

 公開日:2026/04/08
卵白と卵黄「ビタミンD」が多いのはどっち?効率的な食べ合わせも管理栄養士が解説!

ビタミンDを多く含む食品と摂取のコツとは?メディカルドック監修医が、サケやきのこ等の推奨食材、油との食べ合わせ、適切な日光浴のタイミングについて詳しく解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「ビタミンDは肌に何の効果」がある?不足すると現れる症状についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

落合 晴美

監修管理栄養士
落合 晴美(管理栄養士)

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普通の事務職として働いていたが、体調を崩したことをきっかけに一念発起。栄養士の道へと転身。専門学校を卒業後、給食委託会社での栄養業務を経て、管理栄養士の資格を取得。健康の大切さを身をもって実感した経験を活かし、食事や生活習慣の改善を通じて、多くの人が健やかに過ごせるよう、サポート業務に従事している。

「ビタミンD」とは?

「ビタミンD」とは?

ビタミンDは脂溶性ビタミンの一種で、カルシウムの吸収を促進し、骨や歯の形成を助ける重要な栄養素です。また、近年の研究では、免疫機能の調整、心血管系の健康維持、さらには特定のがんリスクの低減にも関与する可能性があると注目されています。

ビタミンDの一日の摂取量

ビタミンDの一日の摂取量

日本人の食事摂取基準(2025年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに9.0㎍、耐用上限量が100㎍と設定されています。

ビタミンDを多く含む食品

ビタミンDを多く含む食品

魚介類

サケ、サンマ、うなぎ、いわし、しらす干しなど、魚介類に多く含まれています。
ビタミンDは水に溶けにくく熱にも強いので、加熱調理をしてもほとんど失われません。
煮る、焼く、揚げるといった調理法はもちろん、お刺身や缶詰など、さまざまな方法でたくさん食べましょう。

きのこ類

きのこは、生よりも乾物がおすすめです。天日で干すことによって量が増加します。特に乾燥キクラゲは豊富です。油と一緒に摂ると吸収率が上がりますので、炒めたり揚げたりの調理方法がおすすめです。

ビタミンDは卵黄に多く含まれていますが、卵白にはほとんど含まれていません。ただし、卵白には良質なたんぱく質が含まれており、卵黄と卵白を一緒に摂取することで、バランスの取れた栄養摂取ができます。

魚肝油

戦後、子どものビタミンD補給のため、肝油ドロップが親しまれてきました。魚が苦手でも食べやすい手軽さがあります。食べ過ぎには注意しましょう。

強化乳製品

ビタミンDがカルシウムの吸収率を高めるため、ビタミンDが強化されている牛乳やヨーグルトなどの乳製品があります。

ビタミンDの効果的な摂取方法

ビタミンDの効果的な摂取方法

ビタミンDを多く含む食品の摂取

<魚介類>

  • しらす干し
  • ぎんざけ
  • べにざけ
  • さんま
  • しまあじ
  • まだい
  • ほっけ

<卵>

  • 鶏卵

<きのこ>

  • えのきたけ
  • しいたけ
  • まいたけ
  • ぶなしめじ
  • きくらげ

ビタミンDと一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品

■カルシウム・・・ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける。
乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)や緑黄色野菜(ブロッコリー、ケール)
■マグネシウム・・・ビタミンDの代謝に関与する。
ナッツ(アーモンド、カシューナッツ)、全粒穀物(雑穀米、玄米)、豆類など
■ビタミンK・・・カルシウムの利用を助けるため、ビタミンDと一緒に摂ると効果的。
緑葉野菜(ほうれん草、ケール)や発酵食品(納豆)
■亜鉛・・・免疫機能があり、ビタミンDの効果をサポートする。
亜鉛を含む食品(肉類、シーフード、ナッツ)
■オメガ-3脂肪酸・・・抗炎症作用があり、ビタミンDの効果をサポートする。
魚(サーモン、マグロ)や亜麻仁油、チアシードなど

ビタミンDの効果を高める摂取タイミング

食事やおやつを摂る際、脂質を含む食品と一緒に食べるのがよいです。しかし、脂質を多く含む食事は、夕食よりも、朝食や昼食がおすすめです。また、紫外線は、手のひらだけでも生成されると言われています。季節に応じて、15〜30分程度の日光浴をしましょう。

「ビタミンDの効果」についてよくある質問

「ビタミンDの効果」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「ビタミンDの効果」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ビタミンDの摂取は体の何に効きますか?

落合 晴美落合 晴美

ビタミンDは体のさまざまな細胞に良い影響を与えます。たとえば、免疫系の細胞や皮膚の細胞、さらには筋肉や腸の細胞の働きをサポートし、これらの細胞の成長や分化を助けることがわかっています。最近の研究では、骨の健康だけでなく、心臓や免疫の健康にも関わっていることが報告されています。

ビタミンDは毎日摂取した方がいいのでしょうか?

落合 晴美落合 晴美

はい、毎日摂取した方がいいでしょう。ビタミンDは、食事だけでなく、紫外線の影響で皮膚でも生成されます。しかし、その量は地域や季節、屋外活動量、日焼け対策により左右されます。日光が十分に当たらない地域や日照時間が短い時期には、食事からの摂取が特に重要です。食事から十分に摂取が出来ない場合は、サプリなども活用しましょう。

まとめ

ビタミンDは、私たちの体にとって欠かせない非常に重要な栄養素です。しかし、現代社会では多くの人々がビタミンD不足に陥っていると指摘されています。ビタミンDを十分に摂取するためには、バランスの取れた食事と適度な日光浴、必要に応じたサプリメントの利用が大切です。健康を維持し、長期的な疾病リスクを抑えるためにも、日常的にビタミンDの摂取を意識しましょう。

「ビタミンD」と関連する病気

「ビタミンD」と関連する病気は7個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内分泌科の病気

整形外科の病気

糖尿内科の病気

腎臓内科の病気

  • 腎障害

精神科/心療内科の病気

「ビタミンD」と関連する症状

「ビタミンD」と関連している、似ている症状は12個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

  • 骨折しやすくなる
  • 背中の痛み
  • 筋肉痛、筋力低下、骨の痛み
  • 筋肉のけいれん
  • しびれや感覚異常
  • 多尿
  • 脱水症状
  • 消化器症状:吐き気、嘔吐、便秘
  • むくみ
  • 尿の変化

この記事の監修管理栄養士