大腸内視鏡検査はどの病院を選ぶべき? 失敗しない医療機関選びのポイントを医師に聞く

大腸内視鏡検査を受ける際、どのような病院を選べばよいのか、費用はどれくらいかかるのか、また、検査の頻度について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。検査をスムーズに受けるためには、医療機関の選び方や費用の目安を知っておくことが大切です。今回は、内視鏡検査の専門医がいる病院の選び方や費用、受診のタイミングについて、鈴木先生に伺いました。
編集部
大腸内視鏡検査を受けるためには、どのような病院を選ぶと良いのでしょうか?
鈴木先生
消化器内科や胃腸内科を標榜している医療機関が良いと思います。日本消化器内視鏡学会専門医資格を有している、もしくは内視鏡経験の豊富なドクターがいる施設ですと安心です。これらの情報はHPなどで確認できます。腸管洗浄剤を事前に飲みますので、自宅からの距離や時間も考慮する必要があります。
編集部
大腸内視鏡検査の費用はどのくらいですか?保険適用でできるのでしょうか?
鈴木先生
大腸内視鏡検査は通常、医療保険の対象となります。3割負担の場合、内視鏡検査だけだと約7000円、生検もおこなうと約1万1000円、ポリープ切除までおこなうと約2万~3万5000円です。ポリープを切除し、民間の医療保険に入っていると「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」として手術給付金がおります。生検だけでは支払対象外ですので、診療明細書等で確認してください。
編集部
大腸内視鏡検査は、どのくらいの頻度で受ける必要がありますか?
鈴木先生
日本消化器内視鏡学会の「大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン」によると、ポリープを認めない場合は年1回の定期的な便潜血検査、2個以内のポリープを切除した場合は3〜5年後、3〜9個のポリープを切除した後は3年後、10個以上や悪性の場合は1年後におこなうことが提案されています。潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患を患っている場合は毎年、または2年毎のフォローアップが必要ですので、医師と相談して決める必要があります。

監修医師:
鈴木 英雄(つくば消化器・内視鏡クリニック)
※この記事はメディカルドックにて【「大腸内視鏡検査」を受けるべき理由をご存知ですか? 辛さを軽減するコツを医師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。




