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骨粗しょう症の予防に効果的な「運動」とは?骨を強くする歩数の目安と食事のポイント【医師解説】

 公開日:2026/05/01
骨粗しょう症の予防と改善するための運動

加齢とともに骨密度が低下し、骨がもろくなる「骨粗しょう症」。特に女性は閉経を迎えるとホルモンバランスの変化により、発症リスクが高まると言われています。自覚症状が少ないまま進行し、骨折や寝たきりを招くケースも少なくありません。今回は、骨粗しょう症の予防と改善するための運動について、つくる整形外科祐天寺駅前スポーツクリニック院長の中谷創医師に詳しく解説していただきました。

中谷 創

監修医師
中谷 創(つくる整形外科祐天寺駅前スポーツクリニック)

プロフィールをもっと見る
2005年4月 防衛医科大学校病院 自衛隊中央病院 初期研修医
2007年6月 自衛隊中央病院 整形外科、習志野駐屯地医務室
2009年8月 防衛医科大学校病院 整形外科、埼玉社会保険病院 整形外科
2012年10月 防衛医科大学校 医学研究科(大学院)
2016年10月 自衛隊札幌病院 整形外科部長
2018年8月 自衛隊中央病院 整形外科医長、自衛隊体育学校 医官
2022年12月 つくる整形外科 開院

編集部編集部

骨粗しょう症を改善するための運動はどのような種類、強度、頻度が効果的ですか?

中谷 創先生中谷先生

骨粗しょう症の改善には、骨に適度な刺激を与える運動が効果的です。骨を刺激する運動としては、踵に衝撃を与えるような運動(踵の上げ下げ、ジョギングなど)やウォーキング、スクワットなどが効果的です。これらにより、骨を強くするホルモンが分泌されると考えられています。また、体幹や下肢の筋力を強化することで、骨折の予防やバランス能力の向上にもつながります。週3回程度、1日6000〜8000歩のウォーキングが目安とされていますが、無理のない範囲で継続することが大切です。

編集部編集部

骨粗しょう症の人が運動する際に注意すべきことはありますか?

中谷 創先生中谷先生

運動をおこなう際は、「適度な負荷」が原則です。若い頃のように激しい運動を急に始めると、骨折や筋肉損傷のリスクが高まる恐れがあります。重いものを持ち上げる、ジャンプや急な方向転換を含む運動を避け、軽めの負荷で長時間(30〜40分程度)継続できる内容を選ぶことをおすすめします。継続可能で安全な運動メニューを選ぶことが予防と改善の第一歩です。

編集部編集部

骨粗しょう症を予防するために、日常生活において運動以外でできることはありますか?

中谷 創先生中谷先生

骨粗しょう症の予防には、バランスの良い食事と日光浴が重要です。カルシウム(乳製品など)、ビタミンD(鮭・キノコ類など)、ビタミンK(緑黄色野菜など)を意識的に摂取することが推奨されます。また、ビタミンDは日光を浴びると体内で合成されるため、1日10〜30分程度の屋外での活動も推奨されます。日差しをガラス越しに浴びても効果がないため、屋外で体の一部を日に当てることが大切です。

※この記事はメディカルドックにて<「骨粗しょう症に効果的な運動」と「見直すべき生活習慣」をご存じですか?【医師監修】>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師