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糖尿病予防は「検査」がカギ! HbA1cと空腹時血糖値の違いを医師解説

 公開日:2025/12/25
糖尿病予防に必要な検査

様々な合併症を引き起こし、ときには命のリスクになることもある「糖尿病」。発症してから治療をするのではなく、できる限り予防することが大切になってきます。一体、糖尿病を予防するために、どのような検査が必要なのでしょうか。「赤塚クリニック」の赤塚先生に解説していただきました。

赤塚 元

監修医師
赤塚 元(赤塚クリニック)

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名古屋大学医学部卒業。その後、岡崎市民病院臨床研修・消化器内科、三重県立総合医療センター消化器内科、三重大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科に勤務。2010年、三重県津市に位置する「赤塚クリニック」の院長に就任。日本内科学会認定総合内科専門医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。

編集部編集部

糖尿病を予防するために必要なことはなんですか?

赤塚 元先生赤塚先生

検査を受けることが、糖尿病を防ぐカギと言えるでしょう。糖尿病の主な検査には、血液検査尿検査があります。血液検査では「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」「空腹時血糖値」「75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)」「随時血糖値検査」があります。これらのうち、健康診断や人間ドックなどで一般的におこなわれているのがヘモグロビンA1c(HbA1c)と空腹時血糖値です。

編集部編集部

それはどのような検査ですか?

赤塚 元先生赤塚先生

ヘモグロビンA1cとは、血液中の赤血球に存在するヘモグロビンにブドウ糖が結合した割合のことです。ヘモグロビンA1cを調べることで、過去1〜2カ月の血糖の状態を把握することができます。血糖値が慢性的に高い状態が続けば、検査数値は高くなります。

編集部編集部

空腹時血糖値とどう違うのですか?

赤塚 元先生赤塚先生

空腹時血糖値は、10時間以上の絶食後に採血したときの血糖値のことです。ヘモグロビンA1cや随時血糖値などと併せて見ることで、血糖管理状態を推測します。

※この記事はメディカルドックにて<「糖尿病」にならないためにはどうしたらいいかご存じですか? 2つの検査の重要性を医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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