糖尿病リスクが増える…「タバコ・お酒・睡眠不足」日常の注意点を医師が解説

「糖尿病」という病気は誰にでも起こり得るものですが、実は発症しやすい特徴を持った人たちがいることをご存じですか? 「自分は大丈夫」と思っていても、もしかすると当てはまる項目があるかもしれません。今回は、糖尿病リスクが増える「タバコ・お酒・睡眠不足」日常の注意点について、糖尿病を楽しく知るメディア「あおいろサークル」代表の中尾先生にお話を伺いました。

監修医師:
中尾 裕(医師)
編集部
ほかに日常生活を送る上で糖尿病のリスクになるものはありますか?
中尾先生
※Akter S, et al. J Epidemiol. 2017 Dec;27(12):553-561.
編集部
飲酒についてはどうでしょう?
中尾先生
お酒の飲みすぎはもちろん糖尿病のリスクになります。また、お酒の飲み過ぎは肥満につながるため、それによる発症リスクの上昇も懸念されますね。
編集部
タバコ・お酒以外にもリスク要因はあるのでしょうか?
中尾先生
※Shan Z, et al. Diabetes Care. 2015 Mar;38(3):529-37.
編集部
ありがとうございます。最後に読者へメッセージをお願いします。
中尾先生
糖尿病を発症するリスクは遺伝や体質などによって異なるため、糖尿病を発症してしまった方々へ偏見の目を向けることはあってはなりません。しかし、日々の生活で自分の中の発症リスクを少しでも下げることは可能です。摂れば摂るほどリスクを下げてくれる魔法のような食品・栄養素はありませんので、バランスの良い食生活・適度な運動習慣・充分な睡眠などで将来の健康を守りましょう。
※この記事はメディカルドックにて<「糖尿病の発症リスクを高める要因」をご存知ですか? 当てはまる人は何に注意したらいい?>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。




