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その「頭痛」医療機関で治療できるかも! 医師が教える「群発頭痛」の症状と治療方法

 公開日:2025/11/18
その頭痛、医療機関で治療できるかも!

「頭痛持ちの体質だから」「いつものことだから」と我慢している頭痛、じつは病院で治療ができるかもしれません。原因や症状に合わせて適切な対策を講じることで、つらい頭痛を軽減し、日常生活を快適に過ごせる可能性があります。今回は、頭痛に悩む人が医療機関で受けられる対処法について、「つだぬま頭痛・脳神経外科クリニック」の寺尾先生に解説していただきました。

寺尾 健

監修医師
寺尾 健(つだぬま頭痛・脳神経外科クリニック)

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日本医科大学卒業。その後、日本医科大学脳神経外科学教室に入局。谷津保健病院や津田沼中央総合病院などで脳神経外科医として経験を積む。2024年9月、千葉県習志野市に「つだぬま頭痛・脳神経外科クリニック」を開院。医学博士、日本脳神経外科学会専門医、日本認知症予防学会認知症予防専門医、日本頭痛学会頭痛専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター。

編集部編集部

では、群発頭痛はどうですか?

寺尾 健先生寺尾先生

群発頭痛は、男性に多く、片側の目の周りに突然激しい痛みが15分~3時間ほど起こるのが特徴です。じっとしていられないほどの強い痛みとともに、涙や鼻水が出ることも多くあります。頭痛はまとまって(群発的に)起こり、それ以外の時期には頭痛がないのも特徴です。

編集部編集部

群発頭痛の治療法を教えてください。

寺尾 健先生寺尾先生

日本ではスマトリプタンの皮下注射が保険適用で、患者さん自身の自己注射が一般的です。また、自宅で発作が頻繁に起こる場合には、純酸素吸入も有効です。さらに、発作が起こりにくくなるような生活指導もおこなわれます。それ以外には、痛み自体を抑える飲み薬による予防療法もあります。

編集部編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

寺尾 健先生寺尾先生

頭痛には様々な種類があり、軽いものから重いものまで症状は幅広く存在します。それぞれに適した治療法や予防法を取り入れることで、生活の質を大きく向上させることが可能です。もし頭痛にお悩みであれば、一度頭痛外来などで専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

※この記事はMedical DOCにて<つらい頭痛、我慢していませんか? 頭痛の対処法・病院で受けられる治療法を医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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