ズバリ聞く、ストロング系チューハイは体に悪いお酒なの?【医師が回答】

ストロング系チューハイはアルコール度数が高く、手軽に酔えるお酒として人気があります。しかし「依存性が高く、健康に悪影響を及ぼす危険なお酒」との指摘もあります。では、実際にストロング系チューハイはどのようなリスクを持つのでしょうか? 医師の佐藤将人先生に解説してもらいました。
編集部
ズバリ、ストロング系チューハイは体に悪いお酒なのでしょうか?
佐藤先生
結論として、ストロング系チューハイは体に悪いお酒の可能性が高いですね。医師によっては、ストロング系チューハイは体に悪いどころか依存性の高い危険な薬物並みにやばいお酒であると主張する人もいます。
編集部
なぜ、ストロング系チューハイは体に悪いのでしょうか?
佐藤先生
ストロング系チューハイが体に悪い理由の一つは、ストロングなだけに「アルコール度数が高いこと」が挙げられます。具体的には、ストロング系チューハイはアルコール度数が7〜9%と高くなっています。そのため、1日の適量とされるアルコール量を簡単に超えてしまう危険性があります。
編集部
では、アルコール度数7〜9%のストロング系チューハイを飲むと、実際にどのくらいのアルコール量を摂取することになるのでしょうか?
佐藤先生
(※)純アルコール量(g)=お酒の量(ml) × アルコール度数/100 ×0.8(アルコールの比重)として計算

監修医師:
佐藤 将人(SUGAR LLC)
参考文献:
(1)厚生労働省「健康日本21(アルコール)」
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html
(2)e-ヘルスネット「アルコールによる健康障害」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol-summaries/a-01
※この記事はMedical DOCにて【「ストロング系チューハイ」が体に悪い理由3選! ストロング系チューハイがやばい理由を医師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。