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マスクによる肌荒れ・ニキビの理由はご存じですか? 「マスクネ」の原因も医師が解説!

 公開日:2024/02/02
マスクネとは?

「マスクネ」という言葉はご存じですか? マスクをつける時期になると、マスクネに悩む人が増えているそうです。今回は、マスクネの原因や問題点について「森本内科・循環器科」の森本先生に解説していただきました。

森本 典行

監修医師
森本 典行(森本内科・循環器科)

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国立山梨大学医学部医学科卒。名古屋大学医学部附属病院、公立陶生病院などを経て現職。日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医、日本抗加齢医学会認定 抗加齢医学専門医。

編集部編集部

最近「マスクネ」のトラブルに悩んでいる人が多いと聞きました。

森本 典行先生森本先生

確かに、そういうお悩みで受診される方も増えています。「マスクネ」とは「マスク」+「アクネ菌」の造語でして、わかりやすくいうと、マスクをすることで発生したニキビのことです。

編集部編集部

なぜ、マスクをするとニキビができるのですか?

森本 典行先生森本先生

マスクを着用したまま会話をしようとすると、どうしてもマスクが動いて皮膚と擦れてしまいます。また、食事などのときに、マスクを付け外しすることも多いでしょう。これが皮膚にとって悪い刺激となり、皮膚のバリア機能が低下します。それによってアクネ菌が増えるのです。

編集部編集部

マスクによる刺激が問題なのですね。

森本 典行先生森本先生

そのほか、外出の機会が減ったことでメイクをしなくなって、「スキンケアも簡単に済ませるようになった」という女性も増えているようです。そうしたことも、マスクネの原因になっているのではないかと思います。

編集部編集部

いろいろなことが原因になっているのですね。

森本 典行先生森本先生

それから、マスクの中は吐く息によってどうしても蒸れやすく、高温多湿の状態になってしまいます。そのため雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビができてしまうということもあります。

編集部編集部

マスクネは顔のどの部分にできることが多いのですか?

森本 典行先生森本先生

一般的にはマスクで覆われているエリア、すなわち、顎、口周り、鼻、頬のあたりにできやすいとされています。特にフェイスラインのニキビに、悩まされている方が多いですね。

この記事の監修医師

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