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何を摂り過ぎると「骨密度」が下がる?骨に要注意な食べ物・飲み物を医師が解説!

 更新日:2026/04/24
何を摂り過ぎると「骨密度」が下がる?骨に要注意な食べ物・飲み物を医師が解説!

骨密度を下げる食べ物とは?メディカルドック監修医が骨密度を下げる可能性のある食べ物などを解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「骨密度を上げる食べ物」はご存じですか?下げる食べ物もあわせて医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

岩佐 沙弥

監修医師
岩佐 沙弥(医師)

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【経歴】
山口大学医学部卒業。初期研修医終了後、整形外科医として勤務。現在はリハビリテーション医学を専門とし、幅広い疾患による障害の治療を行っている。地域の医療に携わってきた経験が長く、現在も地域のクリニックに勤務。一人一人の生活に合った運動や食事の提案を行えるよう心がけている。
【資格】
医学博士、整形外科専門医、リハビリテーション科専門医・指導医、日本医師会認定産業医、障害者スポーツ医

骨密度とは?

骨は、単なる体を支える構造物ではなく、古い骨が壊され(骨吸収)、新しい骨が作られる(骨形成)サイクルを繰り返して新陳代謝を行っている生きた組織です。骨がどのぐらい丈夫かを示す指標が、骨密度です。新陳代謝のバランスが崩れ、骨を壊すサイクルに傾くことにより、骨密度が低下します。骨密度が低下すると、骨がもろくなり、些細な衝撃でも骨折しやすくなる「骨粗しょう症」のリスクが高まります。骨粗しょう症は高齢者の病気だとイメージされる方も多いと思いますが、過度なダイエットやホルモンが乱れることなども骨粗しょう症のリスクが高まります。気づかないうちに骨折のリスクが高まっている可能性があるため、定期的な骨密度検査などで自身の骨の状態を把握し、骨折してしまう前に対策を始めることが重要です。

骨密度を下げる可能性の高い食べ物

リンを多く含む加工食品・清涼飲料水

リンは、骨や歯の構成成分であり、体に必要なミネラルですが、摂り過ぎるのは骨の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、加工食品や清涼飲料水に多く含まれるリン酸は、腸でのカルシウム吸収を阻害したり、尿中へのカルシウム排泄を促進したりすることで、骨密度の低下につながる可能性があります。現代の食生活ではリンを過剰摂取しやすいため、注意が必要です。
具体的な食品名: インスタント食品、スナック菓子、加工肉(ソーセージ、ハム)、清涼飲料水など

カフェインを多く含む飲料

カフェインには、利尿作用があり、尿と一緒にカルシウムを排出する働きがあると言われています。また、腸でのカルシウム吸収をわずかに阻害する可能性も指摘されています。適度な摂取量であれば問題ありませんが、過剰な摂取は骨密度に影響を与える可能性があります。
具体的な食品名: コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど

アルコール

アルコールは、骨を作る細胞の働きを抑制し、骨を壊す細胞の働きを促進することが知られています。また、アルコールの摂取は、カルシウムの吸収を阻害したり、尿中へのカルシウム排泄を増加させたりする作用もあります。過度な飲酒は、骨密度を低下させるだけでなく、肝臓や膵臓など他の臓器にも悪影響を及ぼすため、控えめにすることが重要です。
具体的な食品名:ビール、酎ハイ、ウイスキーなど

塩分の多い食事

塩分(ナトリウム)を過剰に摂取すると、尿中へのカルシウム排泄が増加することが知られています。これは、体内のナトリウム濃度を調整する際に、カルシウムも一緒に排出されるためと考えられています。塩分の多い食事は、骨密度だけでなく、高血圧などの生活習慣病のリスクも高めるため、減塩を心がけることが大切です。
具体的な食品名: 加工食品、インスタント食品、漬物、ラーメン、スナック菓子など

「骨密度を上げる食べ物」についてよくある質問

ここまで骨密度を上げる方法などについて紹介しました。ここでは「骨密度を上げる食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

低下した骨密度を食事で回復させることはできますか?

岩佐 沙弥 医師岩佐 沙弥 医師

一度低下してしまった骨密度を、食事だけで完全に回復させることは難しい場合が多いです。食事の見直しに加えて、適度な運動を取り入れること、日光を浴びること、禁煙や節酒などの生活習慣の改善など、複合的な取り組みが必要です。すでに骨密度が著しく低い場合や骨粗しょう症と診断された場合は、医師の指導のもと、薬物療法を併用することで骨密度を改善できる可能性があります。

骨粗しょう症を発症した際に控えた方が良い食べ物はありますか?

岩佐 沙弥 医師岩佐 沙弥 医師

骨粗しょう症と診断されても、「これを絶対に食べてはいけない」という食品はありません。しかし、骨密度がさらに下がらないよう、いくつか気をつけたい食品はあります。具体的には、リンが多く含まれる加工食品や清涼飲料水、摂りすぎると良くないカフェイン、アルコール、そして塩分の多い食事などです。大切なのは、バランスの取れた食生活の中で、食べる量や頻度を適切に調整することです。

まとめ 骨密度が気になるときは整形外科を受診

骨粗しょう症は食事や運動、生活習慣の改善で予防できます。見えないからこそ定期的な検査を受けましょう。

「骨密度」の異常で考えられる病気

「骨密度」から医師が考えられる病気は6個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

骨の病気

  • 骨粗しょう症
  • 続発性骨粗しょう症

腎臓の病気

  • 慢性腎臓病(CKD)

消化器の病気

この記事の監修医師

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