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「肺がんになりやすい人の特徴」はご存知ですか?医師が徹底解説!

 公開日:2025/02/13

Medical DOC監修医が肺がんになりやすい人などを解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「肺がんを疑う咳の特徴」はご存知ですか?初期症状・末期症状も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

稲尾 崇

監修医師
稲尾 崇(医師)

プロフィールをもっと見る
2011年大阪大学医学部医学科卒業。天理よろづ相談所病院初期研修医、同呼吸器内科後期研修医・医員を経て2020年より神鋼記念病院呼吸器内科医長。資格は日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、日本内科学会総合内科専門医・認定内科医。所属は日本内科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本肺高血圧・肺循環学会、日本肺癌学会、日本結核・非結核性抗酸菌症学会。

「肺がん」とは?

肺がんとは肺から発生したがんで、がん組織のタイプにより主に「非小細胞肺がん」と「小細胞肺がん」に分けられます。がん組織のより詳細なタイプや、体内への広がり方(ステージ、病期)によって治療方針が異なります。肺がんにより咳がでている場合、比較的進行している可能性も考えた診療がなされます。

肺がんになりやすい人の特徴

喫煙など

喫煙は肺がんを発症しやすくなる大きな要因です。他にもアスベスト(石綿)、副流煙や排気ガスへの曝露、特発性肺線維症(IPF)の既往なども肺がんのリスクを高める要因とされています。特に喫煙は小細胞肺がんと非小細胞肺がんの一部である扁平上皮がんに強く関連しています。

「肺がんを疑う咳の特徴」についてよくある質問

ここまで肺がんを疑う咳の特徴などを紹介しました。ここでは「肺がんを疑う咳の特徴」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

肺がんステージ1の症状について教えてください。

稲尾 崇稲尾 崇 医師

たいていの方が無症状です。たまたま咳がでてレントゲンやCTをとったら見つかったケースでも、肺がん自体は咳の原因になっていなさそう(=他の原因で咳がでていた)と思われることがほとんどです。

編集部まとめ

肺がんによる咳はある程度進行してから認められることが多く、頑固な咳や血痰などの症状が見られたら早めの受診を検討したほうがいいことといくつかの肺がんのリスクを高める要因について解説しました。あくまで一般的な内容ですので、実際の病状や治療については担当の医療スタッフとよくご相談ください。

「肺がんを疑う咳の特徴」と関連する病気

「肺がんを疑う咳の特徴」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

呼吸器科の病気

咳の症状が現れる病気は、肺がんはじめ上記の病気以外にもたくさんありこちらには、代表例のみを列挙します。

「肺がんを疑う咳の特徴」と関連する症状

「肺がんを疑う咳の特徴」と関連している、似ている症状は2個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

  • 頑固なせき
  • 血痰

咳はよく見られる症状の一つであり、感染症や肺炎、アレルギーなどの他の疾患でも見られます。上記のような特徴がある場合には、肺がんである可能性を念頭に考えていく必要があるため、気になる場合には、医療機関への受診をお勧めします。

この記事の監修医師

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