緑茶やカレーにも! ポリフェノールを効率よく摂取するコツを専門家が解説

ポリフェノールは、チョコレート以外にも大豆、緑茶、赤ワイン、カレー、コーヒーなどさまざまな食品に含まれています。抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防にも有効ですが、効果を持続させるには少量をこまめに摂るのがおすすめなのだそうです。食事から手軽に摂取できる方法を管理栄養士の坂本さんにお聞きしました。
編集部
チョコレート以外だと、どのような食材から摂ることができますか?
坂本さん
大豆のイソフラボンや緑茶のカテキン、赤ワインのアントシアニン、カレーのウコン、コーヒーのクロロゲン酸などに含まれています。意外とみなさんが日常的に摂取しやすいものも、多いのではないでしょうか。
編集部
どのように摂取するのがおすすめですか?
坂本さん
ポリフェノールの抗酸化作用は4時間ほどで体内から消えてしまいます。そのため、一度に大量に摂ってもあまり効果が望めません。1日の中でも少しずつ分けて食べるようにすると、効果がより出ていいと思いますよ。
編集部
最後に、読者へのメッセージがあれば。
坂本さん
ポリフェノールは、チョコレートや日常的に口にしている食べ物などから、意外と簡単に摂取することが可能です。また、サプリメントでポリフェノールを補うのもいいと思います。抗酸化作用によって生活習慣病の予防にもなるので、ぜひ積極的に摂取してみてください。

監修管理栄養士:
坂本 圭子(管理栄養士)
※この記事はメディカルドックにて【ポリフェノール入りのチョコレートを見かけるけど、どんな成分なのか教えて!】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。