【デカい五角形】コーンフレークに含まれている栄養素は? 実際は健康に悪い?
コーンフレークには様々な栄養素が含まれていますが、はたして健康に良いのでしょうか? 今回は、コーンフレークの健康効果について「管理栄養士」の森さんに解説していただきました。
※この記事はMedical DOCにて【「朝食にコーンフレーク」は太る? 痩せる? ダイエットにコーンフレークは適しているのか管理栄養士に聞く】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
監修管理栄養士:
森 浩子(管理栄養士)
編集部
そもそもコーンフレークとはどんな食材ですか?
森さん
コーンフレークとはトウモロコシが原料となったシリアルの一種です。粗く砕いたトウモロコシを加熱して、焼き上げたもので味のついていないものや、製造の途中で砂糖などを使って味をつけたものなどがあります。
編集部
コーンフレークにはどのような栄養素が含まれているか教えてください。
森さん
コーンフレークに含まれている主な栄養成分は、糖質、食物繊維、ナトリウムなどになります。これに牛乳を加えて食べることで、カルシウムやタンパク質も効率よく同時に摂取できます。
編集部
コーンフレークを食べることで得られる健康効果にはどのようなものがありますか?
森さん
糖質は体にとって大切なエネルギー源です。ダイエットの敵のように扱われがちですが、私たちが健康的に生きていくためには必要不可欠な存在です。糖質が不足すると疲労感を覚えたり集中力が低下したりするので朝食では必ず摂りたい栄養素です。また、食物繊維は食後血糖値の上昇を防ぐので、糖尿病予防に効果があります。腸内のビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌の割合を増やすので、腸内環境を整え、便秘の解消などにも効果があります。そして、ナトリウムは体内の水分の調整や神経や筋肉を正常に動かすのに効果を発揮し、私たちの生命維持に欠かせない物質の一つです。