セルフライゲーティングブラケットとは

セルフライゲーティングブラケットとは

セルフライゲーティングブラケットとは、矯正治療で使用されるワイヤーを通すための装置の種類です。従来のブラケットは、一つ一つの歯に取り付けたブラケットにワイヤーをゴムなどで固定する必要がありましたが、セルフライゲーティングブラケットにはブラケット自体にワイヤーを固定する機能が備わっているのが特徴です。
ゴムなどによる固定が不要になり、ワイヤーのブラケットとの摩擦が少なくなるため歯にスムーズに力が伝わり、治療期間の短縮に繋がります。

メリット

・結紮（ゴムなどによるワイヤーの固定）が不要
・ブラケットとワイヤーの摩擦が減る

デメリット/副作用

・ブラケットがやや大きい
・金属が目立ちやすい

治療期間

セルフライゲーティングブラケットは、一般的な矯正治療と比べ摩擦が少なく効率よく歯を動かすことで、治療期間が短縮できるとされています。
基本的に1～3年ほどですがセルフライゲーティングブラケットの中でも代表的なデーモンシステムで治療する場合、治療期間が半分になるケースもあります。

費用相場

セルフライゲーティングブラケットを使用した矯正治療は80～100万円程度とされています。難症例の場合、追加で10～20万円程度かかる場合もあります。

注意点

治療期間や費用は、治療方法などによって大きく異なる場合があります。