Navidentとは
ナビゲーションシステム(ナビデント)とは、インプラント治療の際に、インプラントのドリルを進める深さや角度を三次元で確認しながら行うシステムのことをいいます。
インプラント治療では顎の骨の中に、専用のドリルで穴を開けてインプラント体を入れていきますが、そもそも骨の中の神経や血管の位置は患者様によって異なります。三次元かつ立体的に現状のドリルの位置、方向性を確認することより安全に治療を行えるため、ナビゲーションシステムを導入している医院も増えています。実際にはCTの画像上に、現在のドリルの位置が三次元的に映し出されるため、骨の中のドリルの先端や方向がわかりやすくなります。
メリット
・神経や血管を傷つけずに治療が可能であるため安全
・顎の骨が薄い部分も映し出されるので、リスクが回避できる
デメリット/副作用
・自費診療のため高額である
治療期間
インプラント治療の際に使用されることが多いです。ナビデントがない状況より安全かつスムーズに治療が行えると考えられます。
手術自体は1時間程度、インプラント治療全体では4~8ヶ月程度かかります。
費用相場
インプラント治療費にプラスで5万円程度かかる場合もあります。
注意点
治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。