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下顎運動記録解析装置とは

 更新日:2023/03/27

下顎運動記録解析装置とは

下顎運動記録解析装置とは、LEDライトや超音波によって顎の運動経路を詳しく記録する機器です。コンピューター画面上で下顎運動を三次元的に再現できるタイプもあり、主に矯正治療やかみ合わせの補綴をされる方、顎関節症の方、入れ歯など全体的な修復を行う方の診療・診断に使用されています。
また、解析した結果から歯科技工士が修復物などを作製する目的で使用されることもあります。事前に画面上でシミュレーションすることにより、臨床時の嚙み合わせ調整の手間を大幅に減らすことができます。

メリット

・患者さんの顎の状態に合わせたクオリティの高い修復物を作製できる
・検査による患者さんへの負担が少ない

デメリット/副作用

・検査費用がかかる

治療期間

下顎運動記録解析装置には様々なタイプがありますが、最新のものでは座ったまま装置を頭部に装着し5分程度で終了するものもあります。

費用相場

歯科治療の前に下顎運動記録解析装置によって検査を行う場合、1回6千円~1万円程度とされています。

注意点

治療期間や費用は、治療方法などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師