コバルトクロム義歯とは

コバルトクロム義歯とは

取り外し可能な保険適用の入れ歯は、口腔の粘膜に触れる部分を含め全てプラスチック（レジン）製です。

コバルトクロム義歯とは、粘膜の上部分（床）が金属（コバルトクロム）で作られた義歯のことです。

コバルトクロム製の床の上に、人工歯を設置して入れ歯を作るため、プラスチック製の床と比べて強度もあり、細かな調整もしやすいことが特徴です。

メリット

・プラスチック製より床を薄くでき、装着した時の違和感が少ない
・金属のため、耐久性に優れている
・金属のため、熱伝導率が高く、プラスチック製よりも味を感じやすい
・入れ歯に臭いや汚れが残りにくい

デメリット/副作用

・金属床義歯の中では比較的費用を抑えられる
・破損した際の修理が難しい
・コバルトクロムにアレルギーがある場合は使用できない
・口腔内の状態によっては作成できない

治療期間

1〜2ヶ月程度
歯が残った状態から抜歯、総入れ歯を作成する場合では、半年ほどかかる場合もあります。

費用相場

１顎：15万円〜35万円

注意点

治療期間や費用は治療の手法などによって大きく異なる場合があります。