マウスピース型矯正とは？失敗しない選び方やおすすめポイントを解説

マウスピース型矯正のおすすめポイント

マウスピース型矯正にはさまざまな種類があります。

• インビザライン
• クリアコレクト
• iGOシステム

共通している治療の大まかな流れは次のとおりです。

• 治療計画を立てる
• 複数のマウスピースを作成
• 経過を見ながらマウスピースを交換

まず治療開始前に歯の動きをシミュレーションして、具体的な治療計画を立てます。そして、治療計画に合わせて患者さん一人ひとりの歯に合ったマウスピースを一括で複数作製します。治療中は一日20～22時間以上装着し、1週間～10日程度ごとにマウスピースを交換しながら少しずつ歯並びを矯正します。歯科医院によって異なりますが、1～2ヵ月に1回程度通院して、治療経過の確認・指導・調整を行いながら歯列矯正治療が進みます。
マウスピースは、食事や歯磨きなどの際は取り外すことができます。そのため、治療をスムーズに進めるためには、きちんと自己管理して正しく装着することが大切です。マウスピースの洗浄や消毒なども行う必要があるため、自己管理が苦手な方にとっては自己管理が必要となる点はデメリットといえるでしょう。

それぞれのマウスピース型矯正のおすすめポイントをみていきましょう。

インビザライン

インビザライン（※1）は、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した矯正装置です。世界中で使用されており、日本でも取り扱いが多いマウスピース型矯正の一つです。患者さんの治療データを集め日々改善することで、治療精度を向上させています。
インビザラインのマウスピースの特徴は、弾力性と耐久性に優れた素材を使用していることです。歯と歯茎の境目までを覆うことで、歯にかかる力を均一に分散させるようになっています。全体にわたる広範囲の歯並びや複雑な噛み合わせにも対応しています。ただし、むし歯や被せ物の治療が途中で発生すると、マウスピースの修正が必要になることがあります。
費用相場は、700,000～1,000,000円（税込）程です。

クリアコレクト

クリアコレクト（※2）を提供しているのは、スイスのストローマングループです。インビザラインの後発品であり、世界的にも採用されている歯列矯正装置です。
クリアコレクトのマウスピースは、薄くてしなやかな素材を使用しています。歯茎より下でカットされているインビザラインのマウスピースに対し、クリアコレクトのマウスピースは歯茎まで覆われた形になっています。そのため、歯の表面に装着するアタッチメントも少なくより強力な矯正力があるとされています。しかし、前歯から第二小臼歯までの歯並びの改善に適応しているなど症例が限られていることや、対応している歯科医院が少ない点がデメリットです。
費用相場は500,000～700,000円（税込）程となっています。

iGOシステム

iGOシステム（※3）とはインビザラインGOシステムのことで、前歯から小臼歯の部分矯正に対して使用されるものです。すべての歯を動かす歯列矯正とは異なり、部分的な歯列矯正に対応するために提供されています。
治療方法はインビザラインと同じですが、治療期間・治療費用とも低く抑えられます。全体的な矯正が必要な場合は利用できない点はデメリットといえるでしょう。
費用相場は200,000～500,000円（税込）程となっています。

（※1,2,3） 未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

失敗しないマウスピース型矯正の選び方

マウスピース型矯正はさまざまなブランドがあるため、どのように選べばいいかわらかない方も多いでしょう。
それぞれのマウスピース型矯正の素材や特徴、治療期間、費用などをきちんと確認し、自分に合うマウスピース型矯正を選ぶことが大切です。
まずは、全体矯正が必要なのか、前歯など部分矯正で問題ないのか、どのような歯並びを希望するかイメージする必要があります。そして、費用や治療期間などを確認し、自分の希望に合った治療方法を選ぶようにしましょう。
しかし、歯の状態によっては希望するマウスピース型矯正では治療が難しい場合もあります。
マウスピース型矯正を選ぶ際は、信頼のおける歯科医師の診断を受けて、よりよい選択を行うことも大切となります。

歯列矯正治療を受ける歯科医院の選び方

矯正治療を行う際は、どの歯科医院で治療を受けるかもとても重要です。大事な治療を任せる歯科医院は、次のような点を確認して選びましょう。

先進的な検査機器が整っているかどうか

マウスピース型矯正の治療方法は複数あります。どれが患者さんに合っているのかを診断するためには、事前の検査が重要です。
もしも患者さんに合っていない矯正治療が行われてしまうと、費用と時間が無駄になるだけでなく、治療前よりも状況が悪化する可能性もあります。
検査機器の精密さや先進的な機器が整っているかどうかは、事前検査の正確な診断には大きく影響するものです。検査機器については、医院の公式ホームページなどで確認できる場合があるので、事前にチェックをしておくとよいでしょう。

適正な価格設定かどうか

矯正治療は、治療方法や期間、矯正装置によって費用が変わってきます。また、基本的に保険適用外の自費診療となるため、歯科医院によっても異なります。治療費用は、事前に確認しておくことをおすすめします。
安すぎる価格ではないか・料金体系が明確化・適正な価格設定が行われているかなどをチェックしましょう。

しっかりとカウンセリング・説明を行ってくれるかどうか

治療に長い期間を要する歯列矯正では、歯科医師とのコミュニケーションも重要となります。どのような矯正治療にするか、治療についての具体的な説明、治療のメリット・デメリット、費用についてなど患者さんが納得するまで説明をしてくれるかどうかを確認しましょう。
患者さんからの質問にもわかりやすく答えてくれるかどうかも大切なポイントです。

マウスピース型矯正で失敗しないためのポイントは？

マウスピース型矯正では、患者さんが自分でマウスピースの管理をしなければならず、きちんと管理できていないと歯列矯正が失敗する場合もあります。
歯列矯正を成功させるためのポイントは次のとおりです。

装着時間を守る

マウスピース型矯正は、マウスピースを1日20～22時間装着して少しずつ歯を動かしています。歯磨きや食事のときには外しても問題ありませんが、装着時間が守られていないと計画通りに治療が進みません。また、装着時間を守っていても、マウスピースが正しく装着されていないと計画通りに歯が動きません。マウスピース型矯正を成功させるためには、正しい装着方法で装着時間をきちんと守ることが大切です。

歯科医師の指示通りに通院する

患者さん自身が決められたとおりにマウスピースを交換しながら歯列矯正していくマウスピース型矯正ですが、1ヵ月に1回程度は通院をして、歯の状態を調べてもらう必要があります。
もしも歯列矯正が計画通りに進んでいないときは、歯科医師が調整する場合もあります。通院を怠ると治療期間が長引いたり歯列矯正がうまくいかなかったりする場合もあるため、歯科医師の指示通りに通院することが大切です。

矯正治療後は保定装置をしっかり装着する

歯列矯正が終わった後につける保定装置を省くと、歯が後戻りする場合があります。保定装置は歯の位置を固定するために装着するもので、それを怠るとせっかく歯列矯正した歯が元の位置に戻る可能性もあります。最後まで歯科医師の指示に従い、美しい歯並びを手に入れましょう。

マウスピース型矯正のことなら南大沢歯科・矯正歯科にご相談を

マウスピース型矯正を成功させるには、信頼のおけるクリニックを選ぶことが大切です。

最後にマウスピース型矯正に対応している南大沢歯科・矯正歯科を紹介します。

治療経験の多い歯科医師が多数在籍

南大沢歯科・矯正歯科は、院長をはじめ治療経験が豊富な歯科医師が多く在籍し、それぞれに専門の治療分野を持って日々治療技術の向上に取り組まれています。また、院長はスタッフ教育にも力を入れ、歯科医師や看護師も含めたスタッフ全員で知識と技術を高め合う勉強会や講習会も行われているそうです。

南大沢歯科・矯正歯科にはクリニカルコーディネーターというカウンセラーが在籍されています。これは、患者さんと歯科医師の間を取り持ち、患者さんの求めていることをしっかりと見極めたうえで診療にあたりたいという院長の想いから採用されたシステムです。クリニカルコーディネーターは、不安や疑問についても気軽に相談できる患者さん専属のカウンセラーであり、患者さんの心に寄り添いながら共に治療に向かわれています。

治療期間や治療費を抑えた部分矯正にも対応

症例によっては、全体矯正ではなく前歯のみなどの部分矯正を希望される方もいるでしょう。

南大沢歯科・矯正歯科では、iGOシステムという部分矯正治療にも対応されています。少しだけ歯並びを治したいという方も気軽に相談できるでしょう。

限られた箇所のみ治療を行うため、治療期間や費用を抑えた施術が可能です。

矯正治療は長い治療期間を要します。また自費診療となるため、治療費も患者さんにとっては大きな負担です。患者さんの矯正治療では詳細で適切な診断を行い、どのような治療が適しているかを十分説明し、患者さんの希望に沿った治療方法を提案する必要があります。南大沢歯科・矯正歯科は、患者さんの幅広いニーズに応えられるようさまざまな矯正治療を行われています。

患者さんの安全と安心のために先進的な設備を完備

医療現場においては、治療だけでなく徹底した感染防止や滅菌処理が重要となります。特に口腔内を処置する歯科医院では、より入念な感染防止対策が求められます。

南大沢歯科・矯正歯科では、先進的な設備による消毒・除菌・滅菌などの衛生対策が完備されています。

院内の空調環境を整えるために設置されている口腔外バキュームは、空気中に飛散した目に見えない程の細かな歯の削りカスを吸い込みます。患者さんの近くに設置することで、ほかの患者さんへの感染リスクを抑えることができます。もちろん空気清浄機によるウイルス・花粉・臭い対策も行われています。

そのほか、殺菌水自動供給システムによって生成された電解殺菌水の使用・超音波洗浄機による医療器具洗浄・高圧蒸気滅菌器による滅菌処理など、患者さんの安心と安全性をより高めるための設備が完備されています。

歯並びを気にしている方は、南大沢歯科・矯正歯科に相談してみてはいかがでしょうか。

南大沢歯科・矯正歯科の基本情報

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