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歯並びを治すには?歯科矯正の種類と選び方・歯科医院を選ぶポイントついてご紹介します

 更新日:2023/09/27
口を指さす女性

歯並びは人の見た目や印象を左右するもののため、歯並びの乱れを治したいと考えている人は多いことでしょう。

しかし、歯科矯正の方法は複数あり、治療費も高いためなかなか一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では歯並びを治すための歯科矯正の種類と選び方、歯科矯正を選ぶポイントを解説します。

歯並びを治したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

小国 武士

監修歯科医師
小国 武士(荻窪おぐに矯正歯科)

プロフィールをもっと見る
日本歯科大学新潟歯学部を卒業。大学の医局にて技術習得に努め、矯正専門の医院で実績を積む。2014年、荻窪おぐに矯正歯科を開業。日本矯正歯科学会、甲北信越矯正歯科学会、日本矯正歯科協会、バイオプログレッシブ・スタディクラブの会員である。院長は日本矯正歯科学会認定医だが、非常勤の歯科医による予防治療、小児歯科も充実。

歯並びを治すには?

歯並びを治すには?
歯並びを治すには、歯科医のもとで歯科矯正を行う必要があります。歯科矯正は専用の矯正装置を使用し、歯を少しずつ移動させて歯並びを整える治療方法です。
歯並びが悪くなるのは、顎が小さく歯の生えるスペースがないことや骨格の異常が原因のケースのほか、口呼吸や舌の動きなどが原因のケースもあります。歯並びを治すためには、まずは歯並びが悪い原因を探り、原因に合わせて治療を行うことが大切です。
歯並びが悪い状態を放置すると、虫歯・歯周病のリスクが高くなるだけでなく、歯や顎への負担もかかりやすくなります。そのため、歯並びが悪い場合は放置せず、歯科矯正治療を行うほうがよいでしょう。

歯科矯正の主な種類と選び方

歯科矯正の主な種類と選び方
矯正装置はさまざまな種類があり、歯並びの状態や患者の希望を踏まえて選択します。歯科矯正の主な種類と選び方をみてみましょう。

ワイヤー矯正(ブラケット矯正)

ワイヤー矯正(ブラケット矯正)歯科矯正のなかでもスタンダードな矯正方法です。歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯に弱い力を加え、少しずつ歯を動かします。幅広い症例に対応しており、重度の不正咬合にも対応している矯正方法です。この方法での矯正治療を行っている歯科医院が多く、他の矯正方法よりも治療できる医院が見つけやすいでしょう。
一般的なワイヤー矯正では、金属製のメタルブラケットが使用されます。しかし、装置が目立つため見た目が気になる方もいるかもしれません。セラミックやプラスチック製のブラケットも登場しており、クリニックによっては目立ちにくい装置を選択できる場合もあります。

舌側矯正(裏側矯正・リンガルブラケット矯正)

舌側矯正裏側矯正はブラケットとワイヤーを歯の裏側に設置する矯正方法であり、リンガルブラケット矯正ともいいます。歯の裏側に矯正装置を装着するため、見た目には矯正治療中とは分かりません。ただし、矯正装置が舌に当たりやすく舌感が悪く、歯磨きがしにくいなどのデメリットもあります。また、ワイヤー矯正よりも対応している症例が少ない、治療期間が長い、費用が高くなりがちなどの点にも注意が必要です。
歯科医院によっては、上の歯は舌側矯正裏側矯正)にし、下の歯は一般的なワイヤー矯正を行うハーフリンガル治療を行っているケースもあります。ハーフリンガル治療であれば上下ともに舌側矯正裏側矯正)を行うよりも違和感が少なく、抑えた価格で治療を受けられるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。マウスピースは約2週間に1度付け替え、徐々に歯並びを整えていきます。取り外しや装着が自由にできるため、食事のときには外して普段通り食事を楽しむことができるでしょう。透明なマウスピースのため矯正装置が目立たず、普段から装着していても見た目を気にせず生活できます。
ただしマウスピース矯正は軽度〜中等度の不正咬合には対応していますが、重度の不正咬合は治療できないケースもあります。マウスピース矯正を希望する場合は、自身の歯並びにも対応できるかどうかを確認しましょう。

歯科矯正を受ける歯科医院を選ぶポイントは?

歯科矯正を受ける歯科医院を選ぶポイントは
歯科矯正を行っている歯科医院は数多くありますが、歯科医院ごとに特徴があり、どこで治療を受ければよいか迷っているという人は多いのではないでしょうか。続いて、歯科矯正を受ける歯科医院を選ぶポイントを解説します。

費用や治療方針についてしっかり説明してくれるかどうか

歯科医院を選ぶ際には、費用や治療方針についてしっかり説明してくれるかどうかをチェックしましょう。矯正治療は基本的に自費診療のため、高額な費用がかかります。矯正装置の種類や治療期間によっても変動しますが、総額で80〜120万円(税込)ほどが必要です。どういった点に治療費がかかるのか、しっかりと説明を受けましょう。
また、歯並びの状態によってぴったりな治療方法は異なります。希望する矯正方法では治療できないケースもあり、すべてを希望通りに治療してもらうのは難しいケースもあるでしょう。治療方針がしっかりと立てられており、その説明を受けられれば安心して治療に臨めます。納得して矯正治療を受けるためにも、治療費や治療方針をしっかりと説明してくれる歯科医院を探しましょう。

検査用の設備が整っているかどうか

検査用の設備が整っているかどうかも、歯科医院を選ぶ際にチェックしたいポイントです。矯正治療を行う前には、歯並びの状態のほか、口腔内の状態や顎・歯の形なども細かく検査します。この検査によって治療計画が立てられるため、より正確に状態を把握することが大切です。精密検査を行うための設備が整っている歯科医院であれば、口腔内や顎の骨などの状態を正確に把握したうえで適切な治療計画を立ててもらえるでしょう。

衛生管理がしっかりしているかどうか

衛生管理がしっかりしているかどうかも、歯科医院選びで注目したいポイントです。歯科矯正は歯に矯正装置を取り付けるため、直接口の中を器具で触られることが多くあります。そのため、衛生管理に不安のある歯科医院では、安心して治療を受けられないでしょう。治療で使用されている器具の滅菌や消毒が徹底されているか、事前に確認しておくことをおすすめします。

歯科矯正の費用相場

歯科矯正の費用相場
歯科矯正は基本的に自費診療となるため、治療費は高額になりがちです。歯科医院に相談する前に相場を確認して、心づもりをしておきましょう。続いて、治療方法別の歯科矯正の費用相場を解説します。

ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合、治療費の相場は約60万〜100万円(税込)です。自費診療のため、検査費のほか矯正装置代なども自己負担となります。ワイヤー矯正に使用される矯正装置は金属製・セラミック・プラスチックなどさまざまな種類があり、金額も異なります。また、歯並びの状態によって治療期間が異なるため、治療期間が長ければその分通院回数も増えるため費用がかさんでしまうでしょう。

舌側矯正(裏側矯正)の場合

舌側矯正裏側矯正)の場合、ワイヤー矯正よりも費用が高く約100万〜160万円(税込)が相場です。舌側矯正裏側矯正)に使用される矯正装置は表側に設置するものよりも約20万〜30万円ほど高く、その分治療費も高くなります。また、舌側矯正裏側矯正)は治療の難易度が高く、技術力が必要な治療方法です。さらに治療期間がワイヤー矯正よりも長くなるため、専門性の高さと治療期間の長さが相まって治療費が高くなります。

マウスピース矯正の場合

マウスピース矯正の場合、治療費の相場は約80万〜100万円(税込)です。マウスピース矯正では患者自身が1日の装着時間を守り、定期的にマウスピースを交換することで歯を動かします。そのため、通院回数は他の治療方法よりも少なく、その分通院費がかからないでしょう。
ただし、装着時間を守っていない場合は歯が計画通りに動かず、治療開始前に立てた治療計画よりも進行度が遅くなるケースもあります。その場合、計画の調整やマウスピースの追加作成などが必要です。マウスピースの作成費用はもともと治療費に含まれている場合もあれば、作成する度に別途必要な場合もあるため、事前に確認しておくと思わぬ出費を防げるでしょう。

歯並びを治したいなら荻窪おぐに矯正歯科にご相談を

荻窪おぐに矯正歯科
歯並びを治したいけれどどの歯科医院に相談するか迷っているという方は、ぜひ一度荻窪おぐに矯正歯科へご相談ください。

荻窪おぐに矯正歯科矯正歯科のほか、予防治療にも力を入れている歯科医院です。続いて、荻窪おぐに矯正歯科の特徴を紹介します。

口腔衛生指導や歯面清掃で矯正中の虫歯や歯周病を防ぐ

荻窪おぐに矯正歯科の診察風景
荻窪おぐに矯正歯科口腔衛生指導や歯面清掃を行い、矯正中の虫歯や歯周病を防ぐことも心がけています。

矯正装置を装着するため、矯正期間中は歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。そのためより一層丁寧に口腔内を清潔に保つように心がけることが大切です。

荻窪おぐに矯正歯科では、矯正装置を付けている状態での歯磨きやデンタルフロスのコツなどの口腔衛生指導や歯面清掃も行い、常に口腔内を清潔な状態に保てるようにサポートしています。

また、希望すれば虫歯のリスクをチェックするカリエスリスク検査も受けられる点も魅力の一つです。虫歯や歯周病のリスクを抑えながら矯正治療を受けたい方は、ぜひ一度荻窪おぐに矯正歯科へご相談ください。

撮影した口の写真をマイページから見ることが可能

荻窪おぐに矯正歯科では、撮影した口の写真を医院ホームページのマイページから見ることが可能です。

矯正治療では治療前の他に口腔内の状態を写真に撮ります。治療の経過も写真を撮影して記録に残し、変化を確認していますが、通常の歯科医院では通院時の診察で見るのが一般的です。

荻窪おぐに矯正歯科ではマイページシステムを導入し、自宅でも撮影した口の写真を確認できるようにしています。これにより、治療前後の変化を手軽に確認できるでしょう。

治療計画や治療費など毎回分かりやすく説明

荻窪おぐに矯正歯科では、治療計画や治療費などを毎回分かりやすく説明しています。

矯正治療は歯並びや口腔内の状態などを考慮したうえで、適切な治療方法を決定します。場合によっては想定していた費用よりも金額が高くなったり、希望する治療方法では治療できないと言われてしまったりするケースも少なくありません。

荻窪おぐに矯正歯科では、治療前の検査と診断を重視しており、そのうえで治療計画や治療費などを明確に提示して患者さんの希望も踏まえて最終的な治療方針を決定しています。

治療計画や費用などの丁寧な説明が受けられるため、不安や疑問を解消して治療に臨めるでしょう。安心して治療を受けたいという方には、荻窪おぐに矯正歯科がおすすめです。

荻窪おぐに矯正歯科の基本情報

アクセス・住所・診療時間

JR中央線・JR総武線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅 北口 徒歩1分

東京都杉並区上荻1-8-10 みほしのビル8F

診療時間
10:30~13:00
14:30~19:30

★:9:30~13:00/14:00~17:30
※予約制
※隔週木曜日・隔週日曜日は休診になります。

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