矯正治療で後悔しない！歯を抜かない矯正治療のメリットや失敗しない歯科医院の選び方

そもそも「歯を抜かない矯正」とは？

「歯を抜かない矯正」とは、矯正治療において健康な永久歯を抜かずに歯並びや噛み合わせを整える治療法のことです。 歯列矯正では、悪い歯並びや噛み合わせを整え正しい機能的な噛み合わせを目指します。その際、歯を整えるスペースを確保するために4番目または5番目の小臼歯を抜くことが多くありましたが、近年では成長段階での骨の誘導や歯列の拡大装置、歯の傾きのコントロールなどを活用して、非抜歯でも美しい仕上がりを目指せるケースが増えています。レントゲンなどの2次元的なデータだけでなく、セファログラムや歯科用CTを使用し立体的な歯の調整方法を検討していきます。 歯を抜かずに調整をすることで、その方が本来持つ自然な顎の形を残し、歯を抜くことで起こりがちな顔貌の変化を防げる可能性があります。また、自然な顎の形状を保つので、長期的に安定した噛み合わせを得ることが期待できます。 ただし、全てのケースで非抜歯が可能というわけではありません。歯の大きさや顎の骨格、現時点での歯並びの状態など、総合的な診断が必要です。歯を守りながら整える矯正法を望むなら、まずは歯科医院での精密検査とカウンセリングを受けることが大切です。 また、矯正治療はメリットだけでなくデメリットも存在します。治療中に痛みをともなう可能性がある、治療期間が長い、装置によって口腔内を傷つけてしまう可能性があるほか、自由診療のため治療費も高くなりがちで、500,000〜1,200,000円（税込）程かかることを理解したうえで治療を検討しましょう。

歯を抜かない矯正の主なメリット

非抜歯での矯正治療には、多くのメリットがあります。ここでは代表的な4つのメリットを紹介します。

健康な歯を失わずに済む

非抜歯矯正の大きなメリットは、健康な永久歯を抜かなくて済むことです。 日本歯科医師会では80歳以上になっても20本以上自分の歯を保とうという「8020運動」を推進しています。これは20本以上の歯があると食生活に満足できるという考え方からです。 非抜歯は将来的に歯の本数を保てるだけでなく、噛む力やバランスを維持できます。1本でも多くの歯を残すことは、年齢を重ねても自分の歯でしっかり噛んで食べられる「健口寿命」の延伸にもつながります。

フェイスラインが変わりにくい

歯を抜く歯列矯正の場合、歯を大きく動かすことで口元の印象が変化しやすくなります。前に出ていたり重なっていたりしていた部分が歯列矯正によって改善されますが、空いたスペースを埋めるように歯が移動するため、フェイスラインが変わる可能性があります。例えばお口元が平坦になったり、お顔の輪郭が変わったりするケースです。 非抜歯矯正の場合、これらのリスクを抑え自然な顔立ちを保ちやすいといわれています。特に、横顔のラインが変わりにくいのが特徴です。

心理的な負担が少ない

歯を抜くことを不安に感じる方もいるでしょう。抜歯による痛みもそうですが、抜歯の器具や注射器の針を見ることで恐怖心から極度の緊張状態になるケースがあります。また、健康な歯を抜くことで、大事な歯を一本失ってしまうことも心理的負担の一つです。 非抜歯矯正の場合、このような心理的負担を和らげることが可能です。

歯根吸収など抜歯後のリスクが少ない

歯を大きく動かす抜歯矯正では、歯の根っこ（歯根）が溶けて短くなる「歯根吸収」が起こるリスクがあります。矯正治療に伴う合併症の一つでもあり、歯根にかかる圧力によって根尖部に歯根吸収が生じます。表面的には無症状ですが、根尖部の3分の1ほどに吸収が起こり、原因となっている歯列矯正力がなくならない限り症状は改善しません。 非抜歯矯正では移動量が比較的少ないため、このようなリスクを軽減しやすい点もメリットです。歯の寿命を延ばすことにもつながります。

歯を抜かない矯正の注意点

メリットも多い非抜歯矯正ですが、事前に注意すべき点もあります。歯列矯正を行う前に歯科医師にリスクについて確認し、納得したうえで治療を行うようにしましょう。

理想の仕上がりにならない可能性がある

本来であれば抜歯が必要な状況で無理に非抜歯で歯を並べてしまうと、理想の仕上がりにならない可能性があります。治療後に、想像していたほど整っていないと感じることもあるでしょう。 歯列が外側に広がりすぎて口元が出て見えたり、口が閉じづらくなったりすることもあるため、バランスを重視した診断が重要です。

スペースの確保が難しい場合がある

非抜歯矯正は、今ある全体的な歯の隙間や空間を3次元的に利用して歯列矯正を行います。しかし、顎の広さや歯の大きさによっては、どうしてもスペースの確保が難しい場合があります。 十分なスペースを確保しないまま歯列矯正を行うと、将来的に歯の位置が元に戻ってしまう可能性や、歯や歯茎に悪影響を及ぼす可能性もあります。非抜歯矯正は、歯科医師による精密な診断のもとで判断する必要があります。

非抜歯で矯正治療を行う際の歯科医院の選び方

非抜歯矯正を行う際は、歯科医院選びが重要です。通院時間や費用の目安だけで選ぶと後で後悔してしまう可能性もあります。 非抜歯矯正を行える正しい知識や技術、設備があるかを確認するのが大切です。

非抜歯による矯正治療に対応しているか

非抜歯による矯正治療を希望する以上、その歯科医院が非抜歯矯正に積極的に取り組んでいるかを確認しましょう。その歯科医院のホームページなどで非抜歯矯正を行っているかを確認するとともに、それを十分に行えるだけの設備があるかを事前に調べることが大切です。

歯科医師の治療経験や症例などを確認する

歯列矯正は歯科医師であれば誰でも行うことが可能ですが、正しい知識と技術が必要な治療です。特に非抜歯矯正は、単に歯を動かすだけでなく全体のバランスを見ながら微調整を行う繊細な技術が求められるため、精密な診断と専門知識が必要になります。これまでにどのような治療経験があるか、どのような症例に対応したのかを確認しましょう。

丁寧なカウンセリングや説明があるか

適切な治療を行うためには歯科医師としての技術や知識だけでなく、患者さんとの信頼関係が重要です。患者さんがどのような治療を望み、それにどのように対応できるかを歯科医師が説明することで、適切な治療法の選択ができます。また、丁寧なカウンセリングや説明は、患者さんが安心感を持って治療を行うためにも重要です。歯科医院を選択する際には、コミュニケーションを大切にする歯科医院を選びましょう。

非抜歯の矯正治療なら登戸クローバー歯科・矯正歯科にご相談を

非抜歯による矯正治療をお考えの方は、登戸クローバー歯科・矯正歯科に相談してみてはいかがでしょうか。登戸駅から徒歩2分と好立地にあり、忙しい方にも通いやすい便利な環境です。 歯科医師が精度の高い治療を行い、治療後も歯科衛生士が継続して適切なケアを行うことで、患者さんの長期的な健康をサポートしています。 ここからは、登戸クローバー歯科・矯正歯科の特徴を紹介します。

非抜歯による矯正治療に注力

登戸クローバー歯科・矯正歯科では、健康な歯をできるだけ残すことを大切に、非抜歯矯正に力を入れています。 歯や顎の状態を丁寧に診断して抜歯をせずに歯列を整える可能性を考え、拡大床やマウスピース型矯正など新しい技術や装置を活用し、歯や骨にかかる負担を抑えながら自然な歯並びへと導いています。 また、治療前には精密な検査とシミュレーションを行い、患者さんの希望やライフスタイルも加味した治療プランを提案してくれるため、治療方針に納得してから矯正治療をスタートできるでしょう。

噛み合わせなども考慮した総合的歯科治療

非抜歯矯正において重要なのが、噛み合わせの精密な調整です。登戸クローバー歯科・矯正歯科は、歯並びなどの審美的な面だけでなく、噛み合わせなども考慮した総合的な歯科治療を行っています。 矯正治療専門の歯科医師が、顎のバランスや歯の傾き、咬合圧などもトータルで診断し、長期的な視点で歯を守ることを念頭に置いたアプローチを提供しているそうです。 また、むし歯や歯周病などの一般歯科にも対応しているため、治療中に起こるあらゆる口腔トラブルにも一貫して対応することが可能です。複数の歯科医院に通う必要がないため、患者さんの負担も軽減されるでしょう。

地域密着型のクリニックでご家族全員の口腔健康をサポート

登戸クローバー歯科・矯正歯科は、小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代の患者さんに寄り添う地域密着型の歯科医院です。地域に密着して患者さん一人ひとりに寄り添う治療を行い、矯正治療だけでなくホワイトニングや審美治療など幅広い要望に対応できる診療体制でご家族全員の口腔健康をサポートしています。 院内は明るく清潔でリラックスできる雰囲気が漂っており、初めての方でも通いやすい環境が整っています。スタッフ全員が丁寧な対応を心がけており、矯正治療に対する不安や疑問にも時間をかけてしっかり答えてくれます。 健康な歯を守りながら理想の笑顔を手に入れたい方や、非抜歯矯正に興味がある方は、登戸クローバー歯科・矯正歯科へ相談してみてはいかがでしょうか。

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