矯正歯科の費用はいくらが目安?矯正治療で後悔しないために

「矯正治療の費用はどのくらい?」「高額と聞いたけれど本当に必要?」など、矯正治療に関して不安を感じていませんか?
矯正歯科でかかる費用は装置の種類や治療期間によって大きく異なりますが、費用だけで治療を判断すると後悔してしまうかもしれません。本記事では、矯正治療にかかる費用の相場や内訳、治療を選ぶ際に考えるべきポイントについて解説します。納得できる矯正治療を受けるために、ぜひ参考にしてください。

監修歯科医師:
小沢 良美(医療法人晃徳会おざわ歯科医院)
東京都立西高等学校卒
日本歯科大学卒 (1986)
東京医科歯科大学第2口腔外科学教室研修
ニューヨーク大学歯周病科C.D.E卒
ブカレスト大学医学部インプラント科卒
目次 -INDEX-
矯正歯科治療は「長期的な医療」

矯正治療は、歯並びや噛み合わせを整えるために行うもので、見た目の美しさだけでなく、口腔機能の改善や全身の健康維持にもつながる専門的な歯科治療といえます。しかし一般的な歯科治療と異なり、矯正治療は数ヶ月〜数年にわたる長期的な取り組みが必要です。
まずは、矯正歯科の治療期間について解説します。
矯正治療は数ヶ月〜数年に及ぶ治療
矯正治療の期間は、歯並びの状態や選択する装置によって異なりますが、一般的には1〜3年程度かかります。軽度の歯列不正であれば半年程度で終わることもありますが、複雑な症例では3年以上を要する場合もあります。
治療中は定期的に通院し、装置の調整や口腔内の状態チェックを受けます。この通院は月に1回程度が目安ですが、装置の種類や治療の進行状況によって頻度は変わります。通院のたびに調整料が発生するケースが多く、トータルの費用は治療期間に比例して増える傾向があります。
歯を動かすには時間が必要な理由
治療期間が長くなる理由は、歯を無理なく少しずつ動かす必要があるためです。
歯は顎骨に埋まっており、歯根の周りには歯根膜という組織が存在します。矯正装置で歯に力を加えるとこの歯根膜が圧迫され、骨の吸収と再生が起こります。このプロセスによって歯が少しずつ動いていくのです。
しかし、急激に強い力をかけると歯根や歯茎にダメージを与える危険性があるため、適切な力加減で時間をかけて動かす必要があります。
歯の移動速度は個人差がありますが、一般的には1ヶ月に約0.5〜1mm程度といわれており、全体の歯並びを整えるには長い期間が必要となります。この制約があるからこそ、矯正治療は短期間で終わらせることが難しいといえます。
一度で終わらない治療だからこそ費用に差が出る
矯正治療は、装置を装着する期間だけでなく、その後の保定期間も含めて完了します。
保定期間とは、動かした歯が元の位置に戻らないように固定する期間です。一般的に1〜2年程度必要で、この期間も定期的な通院と費用が発生します。
治療全体の費用は、初期費用だけでなく調整料や保定装置の費用、追加治療が必要になった場合の費用なども含まれるため、トータルでいくらかかるのかを確認することが大切です。治療期間が長引けば通院回数も増え、結果的に費用が膨らむこともあります。
こうした理由から、矯正治療の費用は歯科医院や治療内容によって大きな差が生まれるのです。
矯正歯科の費用はどれくらい?

矯正治療の費用は、使用する装置の種類や治療の難易度、歯科医院の方針によって変動します。自由診療であることが多いため、歯科医院ごとに料金設定が異なる点も特徴です。ここでは、一般的な費用の相場と、料金に含まれる内容について解説します。
矯正治療の一般的な費用相場
矯正治療にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリット、費用相場は次のとおりです。
ワイヤー矯正:金属のブラケット装置を使用して歯を動かす方法で、さまざまな症例に対応できる汎用性の高さがメリットですが、装置が目立ちやすく食事や歯磨きがしにくい、装着初期に痛みや違和感を感じやすい点がデメリットです。費用目安は700,000〜1,200,000円(税込)程度です。
裏側矯正(舌側矯正):歯の裏側に矯正装置を装着する方法で、装置が見えにくいのがメリットですが、見えにくいため清掃が難しく、治療費が高くなりやすい点がデメリットです。1,000,000〜1,500,000円(税込)ほどが費用目安です。
マウスピース型矯正:透明なマウスピースを定期的に交換しながら歯を動かします。装置が目立ちにくくて取り外し可能なため、不便を感じにくいというメリットがある一方で、装着時間の自己管理が必要な点がデメリットといえます。800,000〜1,000,000円(税込)ほどが一般的な費用相場です。
実際の費用は歯並びの状態や治療計画によって変動し、複雑な症例では希望する治療方法を適用できない可能性があります。
「矯正一式」と言われる費用に含まれる内容
矯正治療の料金体系は、大きく分けて“トータルフィー制”と“処置料別途制”の2種類があります。
トータルフィー制は、治療開始から終了までの費用を最初に一括で提示する方法です。この場合、検査料や診断料、装置料、調整料、保定装置料などがすべて含まれるため、追加費用の心配が少ないというメリットがあります。
一方、処置料別途制は初期費用として装置料や診断料を支払い、その後の通院ごとに調整料が発生する方法です。調整料は1回あたり3,000〜10,000円(税込)程度が相場で、治療期間が長引くほど総額が増える可能性があります。
どちらの料金体系を採用しているかは歯科医院によって異なるため、カウンセリング時に必ず確認しておきましょう。
また、矯正治療の前にむし歯や歯周病の治療が必要になる場合や抜歯が必要な場合は、別途費用がかかることがあります。全体的な費用計画を事前に把握しておくことが重要です。
矯正歯科の費用は生活への影響も含めて考えよう

矯正治療の費用を考える際、金額の大きさだけに注目してしまいがちですが、実際には治療期間中の生活への影響も重要な判断材料となります。
仕事・学校・日常生活との両立
治療方法にもよりますが、矯正治療中は装置に慣れるまで違和感や痛みを感じることがあります。特に装置を初めて装着した直後や調整後の数日間は、歯が動く際の痛みで食事がしづらくなる可能性もあります。仕事や学校で人前に出る機会が多い方は、こうした期間をどう乗り越えるかも考えておくとよいでしょう。
また、定期的な通院が必要なため、仕事や学業のスケジュールとの調整も欠かせません。通院頻度は月に1回程度が一般的ですが、治療の進行状況によっては頻繁に通う時期もあります。遠方の歯科医院を選んだ場合、通院の負担が大きくなる可能性があるため、通いやすさも重要なポイントです。
見た目や装置選択が費用に影響する理由
矯正装置にはさまざまな種類があり、どれを選ぶのかは、見た目の違いだけでなく費用にも関係します。
基本的には見た目を重視すると費用が高くなる傾向があるので、費用と生活スタイルのバランスを考えながら、自分に合った装置を選ぶことが大切です。
途中で後悔しないために考えるべきこと
矯正治療は長期間にわたるため、途中で「思っていたのと違う」と感じる可能性があります。後悔しないためには、治療開始前に自分が何を優先するのかを明確にしておくことが重要です。費用を抑えることを優先するのか、見た目を重視するのか、治療期間の短さを求めるのか、それぞれの優先順位を整理しておきましょう。
また、歯科医師とのコミュニケーションも欠かせません。治療中に疑問や不安が生じたときに気軽に相談できる関係性があるかどうかは、治療の満足度に影響します。カウンセリングの段階で、歯科医師が丁寧に説明してくれるか、質問に対して誠実に答えてくれるかをよく観察しておくことをおすすめします。
費用に納得できる矯正歯科の条件とは?

矯正歯科では、適切な治療を受けることで歯並びや噛み合わせが改善され、生活の質が向上します。ここでは、納得のいく治療を受けるための歯科医院選びのポイントを紹介します。
治療のゴールと期間を具体的に説明してくれるか
まずは、治療を始める前にどのような状態を目指すのか、そのためにどのくらいの期間が必要なのかを明確に説明してくれる歯科医院を選びましょう。ゴールが曖昧なまま治療を始めてしまうと、治療期間や結果に納得感を得にくい可能性があります。
治療計画を立てるためには精密な検査が必要で、レントゲン撮影や口腔内の写真撮影、歯型の採取などを通じて、現在の歯並びや顎の状態を詳しく分析します。こうした検査結果をもとに、歯科医師が治療のゴールと期間を具体的に示してくれるかどうかを確認してみましょう。
噛み合わせ・後戻りまで含めて考えているか
矯正治療の目的は、見た目を整えるだけでなく、正しい噛み合わせを実現することにあります。噛み合わせが悪いままだと顎関節に負担がかかり、頭痛や肩こりなどの不調を引き起こすこともあります。そのため、歯並びだけでなく噛み合わせまで考慮した治療計画を立ててくれる歯科医院を選ぶことが重要です。
また、矯正治療後の後戻りを防ぐための保定期間についても、しっかりと説明してくれるかどうかを確認しましょう。保定装置の種類や装着期間、定期的なメンテナンスの必要性などを事前に理解しておくことで、治療後も安定した歯並びを維持できます。
治療中も相談しやすい関係性が築けるか
矯正治療は長期間にわたるため、歯科医師やスタッフとの信頼関係が欠かせません。治療中に痛みや違和感が生じたとき、疑問や不安が浮かんだときに、気軽に相談できる環境があるかどうかは重要なポイントです。
カウンセリングの段階で、歯科医師が患者さんの話をしっかりと聞いてくれるか、わかりやすい言葉で説明してくれるかを確認してください。また、スタッフの対応が丁寧で親しみやすいかどうかも、長期的な通院を続けるうえで大切な要素です。
矯正治療は医療法人晃徳会おざわ歯科医院にご相談を

矯正治療は長期間にわたる取り組みだからこそ、信頼できる歯科医院で納得のいく治療を受けることが大切です。
神奈川県平塚市に位置するおざわ歯科医院は、矯正歯科を専門とする歯科医師が在籍し、幅広い症例に対応しています。ここからは、患者さん一人ひとりの歯並びや生活スタイルに合わせた治療計画を提案し、丁寧なサポートを行っているおざわ歯科医院の特長を紹介します。
矯正治療を専門的に診る歯科医師による診断
矯正治療は専門性の高い分野であるため、知識と技術を持った歯科医師による診断が欠かせません。おざわ歯科医院には、日本成人矯正歯科学会や日本顎咬合学会などに所属し、矯正歯科を専門分野とする歯科医師が複数在籍しており、豊富な経験を活かして診療を担当しています。診療では子どもの矯正治療から成人の矯正治療まで幅広く対応し、さまざまな症例に対して適切な治療法を提案するよう心がけられています。
治療前にはレントゲンや口腔内写真、歯型採取などの精密検査を行い、現在の歯並びや噛み合わせの状態を詳しく分析します。検査結果をもとに、患者さんの希望や生活スタイルを考慮した治療計画を立て、わかりやすく説明するよう努めているそうです。
治療中も不安を残さない丁寧な説明とフォロー体制

矯正治療は数年にわたるため、治療中に疑問や不安が生じることも少なくありません。おざわ歯科医院では、初診時のカウンセリングから治療開始後の定期的な調整まで、一貫して丁寧な説明を心がけられています。患者さんが納得したうえで治療を進められるよう、不明点があればいつでも質問できる雰囲気づくりを大切にしているそうです。
また、治療中の痛みや違和感への迅速な対応や、装置や口腔内のケア方法についての丁寧なアドバイスなど、安心して治療を続けられるようなサポート体制が整っているので安心感があるでしょう。
将来の安定性まで考えた矯正治療を提供
おざわ歯科医院は、歯並びを整えるだけでなく、正しい噛み合わせを実現して長期的に安定した口腔内環境を維持することを目指されています。矯正治療後の後戻りを防ぐための保定期間についても患者さんにしっかりと説明し、定期的なメンテナンスを通じてお口の健康をサポートしています。
矯正治療だけでなく一般歯科や予防治療など幅広い診療科目に対応しているため、矯正治療と並行してむし歯や歯周病の治療が必要になった場合も、一貫して治療を受けることができます。総合的な視点で口腔内の健康を守るための歯科医療が心がけられているので、後悔しない矯正治療を受けたいと考えている方は、おざわ歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか?
おざわ歯科医院の基本情報
アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数
神奈川中央交通 「片岡」バス停より徒歩3分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:45 | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | - | ⚫︎ | ⚫︎ | - | - |
| 14:00~18:00 | ⚫︎ | ⚫︎ | ⚫︎ | - | ⚫︎ | ⚫︎ | - | - |
※祝日のある週の木曜は振替診療
※月2回水曜日午後、月1回日曜矯正日あり
【費用(税込)】
矯正相談料 3,300円
検査・診断料 38,500円
診断 11,000円
小児矯正・幼児予防矯正
第一期矯正治療 77,000〜660,000円
第二期矯正治療 55,000〜748,000円
※成人矯正料金を基本とする
一期治療で終わればそこまでの料金
必要があって二期治療に入っても合計の治療費は成人矯正料金と変わらず
成人矯正 715,000〜825,000円
インビザライン(※1)(透明ライナー矯正) 814,000〜1,430,000円
保定装置料金 38,500円
調節 1回あたり 5,500円
観察 1回あたり 3,300円
【治療期間】平均1年間
【治療回数】20回
(※1)未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。




