インビザラインの治療期間はどのくらい?メリット・失敗しないクリニックの選び方も解説
更新日:2024/11/25

目立ちにくい歯科矯正としてマウスピース型矯正があります。その中でもインビザラインは世界中で使用されている矯正装置です。 歯科医院ではインビザラインを勧められることも多いですが、治療期間はどのくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。 この記事では、インビザラインの治療期間をご紹介します。また、インビザラインのメリットや失敗しないクリニックの選び方も見てみましょう。 インビザラインについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

監修歯科医師:
佐本 博(青山アール矯正歯科)
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平成3年4月 日本大学歯学部入学
平成9年3月 日本大学歯学部卒業
平成10年4月 日本大学松戸歯学部矯正科入局
平成11年4月 日本大学大学院矯正学専攻
平成15年3月 博士号取得 (骨代謝に関与する骨シアロタンパク質BSPについての研究)
平成15年4月 日本大学助手(日本大学松戸歯学部歯周科)
平成15年12月 公益社団法人 日本矯正歯科学会「認定医」取得
矯正認定医取得後、日本大学松戸歯学部歯周科で3年間歯周治療を学ぶ。
平成18年 港区南青山にて「青山アール矯正歯科」開院し、インビザライン治療を開始する。
平成21年大阪・なんばに「青山アール矯正歯科 大阪院」開院
平成9年3月 日本大学歯学部卒業
平成10年4月 日本大学松戸歯学部矯正科入局
平成11年4月 日本大学大学院矯正学専攻
平成15年3月 博士号取得 (骨代謝に関与する骨シアロタンパク質BSPについての研究)
平成15年4月 日本大学助手(日本大学松戸歯学部歯周科)
平成15年12月 公益社団法人 日本矯正歯科学会「認定医」取得
矯正認定医取得後、日本大学松戸歯学部歯周科で3年間歯周治療を学ぶ。
平成18年 港区南青山にて「青山アール矯正歯科」開院し、インビザライン治療を開始する。
平成21年大阪・なんばに「青山アール矯正歯科 大阪院」開院
目次 -INDEX-
インビザラインの治療期間はどのくらい?
インビザライン(※1)の治療期間は数か月~2年程度です。治療期間は、動かしたい歯の本数・距離・幅などの要素により異なります。また、大人と子供でも治療期間が異なります。子供は大人より骨の代謝が活発なため、治療期間が短くなる傾向があります。また、歯を移動させる距離が少ない場合は数か月、複雑な状態の場合は2年以上かかるケースもあるでしょう。
インビザラインはマウスピース1枚ごとに最大0.25mm、歯を移動させることができるといわれています。事前のシミュレーションで、目標とするところまで歯を移動させるのにどれほどの期間がかかるかを計算します。
ただし、マウスピースの装着時間を守らないと治療期間が延びてしまうケースがあるので、使用方法は守ってインビザラインの治療を受けましょう。
(※1) 未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。
インビザラインのメリットは?
歯科矯正には、ワイヤー矯正などさまざまな矯正方法があります。その中で、インビザラインにはどのようなメリットがあるのかでしょうか。インザビラインは透明で取り外し可能な矯正装置のため、さまざまなメリットがあります。ここでは、インビザラインのメリットを見てみましょう。
透明なので付けているのが目立ちにくい
インビザラインは透明なマウスピースなので、装着しているのが目立ちにくいメリットがあります。ワイヤー矯正の場合は、歯の表面に金属製の装置を取り付けるため、どうしても装置が目立ちやすいです。一方でインビザラインの装置は目立ちにくいため、周りの人に気付かれずに矯正したい方におすすめです。また、人前に立つなど職業的に目立つ矯正装置を使用できない方も、インビザラインなら矯正が行いやすいでしょう。
痛みも少ない
インビザラインは矯正中の痛みが少ないのもメリットです。ワイヤー式の矯正装置を使う場合、歯を動かすために強い力がかかり、痛みを感じる場合があります。インビザラインはそれほど強い力がかからないため、痛みが少ないのが特徴です。また、ワイヤーやブラケットも使用していないので、お口の中の粘膜に装置が当たったり、刺さったりする痛みもありません。痛みに弱い方にもおすすめの矯正装置です。
食事や会話に支障がない
インビザラインを使用する場合は、食事や会話をするときも支障がありません。ワイヤー矯正の場合は装置がお口の中で邪魔をして、食事や会話をしにくい場合があります。インビザラインは取り外し可能で食事のときは取り外せるため、普段と同じように食べられて食べにくさを感じません。また、インビザラインは薄く滑らかな装置なので、お口の中でも違和感が少なく、話しにくさもほとんどない点もメリットといえるでしょう。
取り外してこまめにお手入れできる
インビザラインは装置を取り外して、こまめにお手入れできるのもメリットの一つです。ワイヤー矯正の矯正装置は歯の表面に固定されているため、矯正期間中に簡単に取り外すことはできません。一方でインビザラインは取り外し可能なので、装置本体を歯ブラシで簡単に洗浄できます。また、お口の中も今まで通りの口腔ケアができるため、きれいな状態に保ちやすいです。衛生面でもメリットが大きい矯正方法といえるでしょう。
ワイヤー矯正に比べて通院回数が少ないケースが多い
インビザラインには、ワイヤー矯正に比べて通院回数が少ないケースが多いというメリットもあります。症例によりますが、インビザラインの場合は定期的なチェックを行うために歯科医院に通院するのは、2~3か月に1回です。マウスピースの交換も行う必要がありますが、1~2週間ごとに自分で行えます。忙しい方や歯科医院から遠い方も通う負担が少ないのはメリットです。オンライン診療が行えるクリニックなら、さらに通院回数は少なくなるでしょう。
金属アレルギーの心配がない
インビザラインでは金属アレルギーの心配がないのもメリットの一つです。ワイヤー矯正のワイヤーは金属でできているため、金属アレルギーの方は治療が受けられません。金属アレルギーの場合、口内炎・舌の炎症・湿疹などが起こる場合があるでしょう。インビザラインはプラスチック製の装置のため、金属アレルギーの方でも治療が可能です。金属アレルギーの方も安心して治療を受けやすいでしょう。
失敗しないクリニックの選び方は?
インビザラインの治療を行っているクリニックは多くありますが、どのクリニックでも治療が順調に進むとは限りません。インビザラインで失敗しないためには、クリニック選びが重要です。ここでは、インビザラインのクリニック選びで失敗しないためのポイントを2つご紹介します。
インビザラインの治療実績が多いクリニックを選ぶ
一つ目のポイントは、インビザラインの治療実績が多いクリニックを選ぶことです。治療実績が多いクリニックならさまざまな症例を経験しているため、順調に治療が進む可能性が高いでしょう。また、もし治療中にトラブルが起きたとしても対応が可能です。インビザラインを扱っているクリニックには、年間の症例数に応じて「ステータスランク」というものが与えられます。
治療実績を確認するためには、クリニックのステータスランクをチェックすると良いでしょう。Webサイトや院内で確認できないときは、電話やメールで確認できます。
受診のしやすいクリニックを選ぶ
インビザライン治療を受けるクリニックを選ぶ際は、受診のしやすいクリニックを選びましょう。受診しやすいクリニックとは、自宅や職場の近くなど通院しやすい場所にあるクリニックです。インビザラインの場合、2~3か月に1回の通院とそれほど通院回数が多いわけではありません。しかしながら、長い場合は2年ほど通うことになりますし、何かトラブルがあったときも、できるだけ通いやすい場所にあるクリニックの方が安心です。
インビザラインの期間を短縮するポイントは?
インビザラインは治療内容や症例によって治療期間が異なりますが、できるだけ早く治療を終わらせたいと考える方もいるでしょう。インビザラインで歯を動かせる距離は決まっているため、基本的にはシミュレーション通りの期間が治療にはかかります。ただし、必要以上に治療期間が伸びないようにすることは可能です。ここでは、インビザラインの期間を短縮するポイントをご紹介します。
1日の装着時間を守る
インビザラインの期間を短縮するには、1日の装着時間を守ることが重要です。インビザラインの場合、1日に20~22時間以上装着する必要があります。推奨されている装着時間を守らなければ、治療期間は長くなってしまうでしょう。インビザラインは取り外し可能なため、外してしまいやすいですが、基本的には食事と歯磨きのとき以外は装着しておく必要があります。1日でも付け忘れると治療期間が長引くため注意しましょう。
適切な時期に受診・交換する
2つ目のポイントとして、適切な時期にクリニックを受診し、マウスピースの交換をするのも治療期間短縮のためには大切です。クリニックでは、歯が目的の位置まで動いているか、また計画通りに治療が進んでいるかを定期的にチェックします。もし、治療計画に対して矯正が遅れていることが分かっても、早めに発見すれば修正が可能です。それとともに、マウスピースの交換も指示された通りに行うようにしましょう。
インビザラインをお考えなら青山アール矯正歯科へ
この記事ではインビザラインの治療期間・メリット・失敗しない歯科医院の選び方を紹介してきました。
インビザラインの治療を受けたい方は、治療実績が豊富な青山アール矯正歯科に相談してみることがおすすめです。
青山アール矯正歯科は東京院と大阪院の2院を展開しており、インビザラインの治療を行っています。
東京院は最寄りの青山一丁目駅から徒歩3分の場所にあり、大阪院も千日前線・桜川駅5番出口から徒歩1分です。
どちらの院も駅からアクセスしやすくなっているため、電車で通いやすいでしょう。青山アール矯正歯科のインビザライン治療の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
インビザラインの経験豊富な医師が在籍
青山アール矯正歯科には、インビザラインの経験豊富な医師が在籍しています。 インビザラインの経験豊富な院長先生は、日本国内だけでなく海外でも講演を行い、現地の歯科医師たちにインビザラインの治療を指導しているそうです。 インビザラインの豊富な知識を持つ院長先生が治療計画を作成しているほか、治療経過もチェックしているため、安心してインビザラインの治療を受けやすいでしょう。佐本院長は2,000症例を達成
青山アール矯正歯科の佐本院長は、インザビライン治療2,000症例を達成した実績を持つ歯科医師です。 2006年からインザビライン治療を開始し、2022年2月25日時点までで累計で3,574件の治療実績があります。 また、インビザライン治療の賞を9回受賞しており多くの難症例をインビザラインで扱ってきた経験や実績があります。 これまでお口の状態によりインビザラインの治療が難しいと言われたことがある方も相談してみてはいかがでしょうか。オンラインによる遠隔リモート矯正も提供
青山アール矯正歯科では、オンラインによる遠隔リモート矯正も提供しているクリニックです。オンライン診療により、自宅でスマートフォンを使って、診察を受けられます。
クリニックから特殊な機器が貸与され、専用のアプリを利用して診療を行う形です。
オンライン診療により、歯の動き・噛み合わせ・マウスピースの使用状況などを確認できるため、通院時間や交通費を軽減するのに役立ちます。
また、オンライン診療を利用すれば、転勤や留学する場合でも治療を継続できるのもメリットです。
少ない通院回数で歯科矯正の治療を受けたい方や遠方に住んでいる方は、オンライン診療が可能な青山アール矯正歯科に相談してみてください。
青山アール矯正歯科の基本情報
アクセス・住所・診療時間
東京メトロ千代田線 乃木坂駅 3番出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線 青山一丁目駅 4番南出口 徒歩3分
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ比企谷線 六本木駅 徒歩7分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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| 11:00~14:00 | ● | ● | ● | - | ● | ★ | - | - |
| 15:00~19:30 | ● | ● | ● | - | ● | ★ | - | - |
参考文献




