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インプラントのデメリット・メリットを紹介|治療を受ける際の注意点も徹底解説

 更新日:2024/11/25
インプラントデメリット

無くなった歯を埋める治療法として、インプラントはその審美性・機能性が高いため治療の選択肢として選ばれることの多い治療法です。

しかしインプラント治療はデメリットも存在するため、治療の決断や病院選びなどさまざまな面を慎重に検討する必要があります。

今回はインプラントのデメリット・メリットについてや、治療を受ける際の注意点も徹底解説していくのでインプラント治療を検討している方は是非参考にしてください。

中矢 賢史

監修歯科医師
中矢 賢史(中矢歯科医院)

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平成16年日本歯科大学新潟歯学部卒業後、医療法人渡部会一箕歯科医院勤務を経て、平成19年医療法人渡部会ほっと歯科医院院長、平成22年医療法人渡部会一箕歯科医院副院長に。平成24年4月中矢歯科医院を開院、平成28年1月医療法人 中矢歯科医院を開設。日本口腔インプラント学会所属、大阪口腔インプラント研究会所属。

インプラントのデメリット・メリット

メリット
インプラント治療を受ける際に重要なポイントは、デメリット・メリットを十分に理解して治療を受けることです。インプラントはブリッジ・入れ歯とは異なるメリットがありますが、それと同時にインプラント特有のデメリットも存在します。
事前にどのような治療法かを知っておくことは、相談がスムーズになり気になる点も整理できます。インプラントのデメリット・メリットを解説していきます。

基本的に保険が適用されない

インプラントは基本的に健康保険が適応されません。理由は、健康保険が適用される条件である最低限の治療ではないためです。インプラントは失った歯を補うために用いられる治療ですが、それに加えて審美性が高いことも特徴に挙げられます。
ただ歯を補うのではなく、プラスアルファがあると判断されるため、健康保険が適用されません。医療費控除などの制度を利用することで支払額を減らせる場合もあるため、治療を受ける際に各種制度を利用できるか相談してみましょう。

体質に合わない場合もある

インプラント治療は歯槽骨と呼ばれる骨に土台となる人工歯根を埋め込み、人工歯根と骨を固定することが重要です。しかし、体質によっては、中々人工歯根と骨が馴染まずに固定できない場合があります。また、インプラントにはチタンという金属の一種を使用しております。アレルギー反応が出たという報告は銀歯などに使う合金と比べて非常に低いですが、低いというだけで全くでないわけではありません。ごく少数ですがアレルギー反応が出たという報告があるため、心配な場合は治療前にパッチテストを受けましょう。アレルギー反応が出たからといってインプラントができないことはないです。チタンの代わりにジルコニアでできたインプラント体もあります。ジルコニアはアレルギー反応が非常に少ないです。

治療期間が長期に渡る

治療期間
インプラントは人工歯根を骨に馴染ませる必要があり、その期間は2ヶ月〜3ヶ月程度かかります。また、治療中の経過観察もあるため、症例によって胃は通院する回数が多くなる傾向にあります。
人工歯根を馴染ませている間は、その部分が歯抜けになってしまい見た目が悪くなってしまう場合があります。医療法人中矢歯科医院では、マウスピース型の仮の歯を作製して装着することで治療期間中の見た目の改善をしています。

インプラントにも寿命がある

インプラントは自宅・病院でのメンテナンスを定期的に行えば、ずっと使い続けられます。しかし汚れがたまったままだと天然歯が歯周病になるのと同じようにインプラントも口腔内の衛生状態が悪いとインプラント周囲炎になり、周囲骨が溶けて最終的には抜け落ちてしまうことがあることを覚えておきましょう。
インプラント上部の人工歯が欠損した場合は、その部分を作り直す処置だけでこれまで通り使えます。顎に埋め込んだ人工歯根が脱落(抜け落ちてしまうこと)してしまった場合は、再手術となります。普段からメンテナンスをきちんと行いましょう。

見た目がキレイ

インプラントのデメリットについて触れてきました。ここからはインプラントのメリットについて解説していきます。
インプラント最大のメリットは、その審美性の高さです。
入れ歯は、固定具(金属のバネ)を近くの歯に付ける必要があるため、入れ歯であることがすぐに分かってしまいます。これまで通りの見た目を維持したい方は、インプラントで欠けた歯を埋める選択がおすすめです。

丈夫で長持ち

インプラントにも寿命が存在しますが、入れ歯やブリッジと比べて、長持ちし丈夫です。インプラントが15年以上利用できるのに対し、入れ歯は4〜5年、ブリッジは7〜8年と、一度の治療で維持できる期間はインプラントが一番優れています。適切なメンテナンスを行ば、利用期間が長いインプラントはメリットの多い治療法です。

健康的な歯を守れる

インプラントの次に審美性が高く、長持ちするブリッジにはデメリットが存在します。ブリッジの治療を行う場合は、治療箇所近くの歯を削る必要がある点です。
欠けた部分の歯を補うために橋のような形状の被せ物を装着するため、周囲の健康な歯を加工し被せられるようにする必要があります。失った歯を戻すために違う歯を削るという行為に抵抗がある場合、削りを行わなくても良いインプラント治療がおすすめです。

インプラント治療の費用は
インプラント治療は自由診療のため、費用の設定は歯科医院によって異なります。それでもある程度の相場が決まっているため、どの歯科医院で治療を受けるか決める前でもおおよその費用を計算することは可能です。
ここからは1本あたりの費用と、全体インプラントの費用について解説していきます。治療を受ける歯科医院を決めたら、HPや無料相談などでどの程度費用が掛かるかを見積もってもらいましょう。

インプラント1本あたりの費用相場

インプラントを1本入れる際の費用は、都道府県によって異なりますが40万円(税込み)が相場となっています。人工歯根の埋め込みから、人工歯根に被せる歯までを含んだ費用です。
通常のアプローチでインプラント治療が行えない場合は、違う術式の治療が必要なため更に料金が発生する場合があります。中矢歯科医院では過去にインプラント治療を受けることができないと言われた経験をお持ちの方でも、治療が受けられるメニューがありますのでお気軽にお問い合わせください。

全体をインプラントにする場合の費用相場

インプラントは健康な歯が残っていなくても、全体をインプラントにする治療法が存在します。4本のインプラントで上顎か下顎の歯全てをインプラントにできるAll-on-4は、金額・肉体的負担を1本毎行う場合より抑えることができるのもメリットの1つです。
費用は上顎・下顎どちらか一方で40〜300万円(税込み)が相場となっています。左右20歯分全て1本ずつインプラントをするよりも費用が安く済むため、口内の状況に応じて決定しましょう。

インプラント治療を受ける際の注意点

女医
インプラント治療は現在全国の歯科医院で施術を受けられ、選択肢は非常に多い状況です。しかし、近くだから、かかりつけ医の方が安心だからという理由で決めずに、下調べをきちんとしておくことが重要です。
ここからはインプラント治療を受ける際の注意点について解説していきます。

病院選びが大切

インプラント治療で最も重要なことは、治療を受ける歯科医院選びです。歯科医院によって受けられる治療法やアプローチは異なるため、最初の歯科医院では口内の状況や病気を理由に断られても別の歯科医院では治療を受けられるといったケースは珍しくありません。
最初の歯科医院を選ぶ際は公式サイトの情報などをもとに、どんな治療を得意としているかや口内の状況に応じて治療法の変更が可能かといった情報を収集しておきましょう。

適切な診査ができる設備が整っているか

インプラント治療には、適切な診察を受けることは非常に重要です。レントゲン撮影などで現在の歯・顎の状態を正確に把握できなければ、人工歯根を埋め込むための穴の位置がずれたり深くなりすぎてしまいます。
そのためどんな設備が使われているか、その設備で十分な診察を受けられるかはインプラント治療の成功を左右する非常に重要な要素です。歯科医院によっては実際に行う診察や、診察に使う器材を公開しているためあらかじめ調べておきましょう。

ドクターの技術

インプラント治療で発生する後遺症のいくつかは、治療を行うドクターの技術の差によって発生します。代表的な例としてインプラントが神経に近くて神経麻痺の症状が後遺症として起こります。また、インプラントが上顎洞に突き抜けてしまい、炎症を起こす上顎洞炎も代表的な後遺症です。
他にも人工歯根を埋め込むスペースを作る際に使用するドリルによって、骨にダメージが溜まり人工歯根の結合に悪影響を及ぼすケースが報告されています。このように施術を行うドクターの技術はインプラント治療の成功に大きく左右するため、病院選びは慎重に行いましょう。

医療法人中矢歯科医院にご相談を

相談
インプラント治療を検討している方は、医療法人中矢歯科医院がおすすめです。治療はカウンセリング・手術・アフターフォローまで全て院長が行うため、一貫した治療が受けられます。無料相談を実施しています。
また、設備が整っており、感染症の原因となるわずかなホコリも入らないクリーンエリアの設置など清潔な環境づくり力を入れているのが特徴です。また、施術位置だけではなく顔全体が撮影可能なCTも設置されているため、正確な治療が可能となっています。

過去に治療を断わられた方

中矢歯科医院は他の医院で治療を断られた方でも、治療を受けられるかどうかの相談が可能です。インプラント治療を断わられる理由はさまざまで、持病・骨の状態・現在の健康状態などによっては治療を受けられない場合があります。
しかし1つの歯科医院で駄目な場合でも、別の歯科医院なら治療を受けられるといったケースも珍しくありません。かかりつけ医や近くの病院でインプラントを断わられても簡単に諦めず、是非、中矢歯科医院の受診を検討してください。

インプラント治療を受けたいが骨がない方

インプラント治療において重要なのは、歯槽骨と呼ばれる骨の状況です。この骨に人工歯根を埋め込み結合させるのが一般的な治療法ですが、人によってはこの骨が薄くなっているため治療ができない場合があります。
中矢歯科医院では上顎洞底挙上術や骨移植により、骨がない人向けの治療法を受けることが可能です。骨がないからインプラントを受けられないと考えず、是非一度中矢歯科医院にお越しください。

歯が抜けてなくなった方

歯が抜けてなくなってしまうと食事が楽しめなくなったり、歯がないことをさとられたくないため会話を避けてしまうといった悩みが出てきます。また、抜けた歯が多くなってしまうと顔の輪郭が変わってしまい老けて見える場合もあり、肉体的・精神的な負担は非常に大きいです。中矢歯科医院では、インプラント治療を始めとしたさまざまな治療を行えます。歯を失ったことで悩んでいることや困っていることがあれば、是非お気軽にご相談ください。

インプラント治療でお悩みの方は医療法人中矢歯科医院へ

先生
今回はインプラント治療のデメリット・メリットについて解説してきました。
インプラント治療入れ歯・ブリッジにはない独自のメリットがある反面、治療費の高さや治療期間が長いといったデメリットも存在します。
中矢歯科医院は設備や技術の基準を満たした歯科医院にのみ送られる、「あんしんインプラント」の提携医院です。初診相談も無料ですので、お悩みの方はまず一度ご相談ください。

アクセス・住所・診療時間

古泉駅 徒歩約15分

愛媛県伊予郡松前町大字永田298-13

診療時間
9:00~12:00
14:30~19:00

※相談のみの予約も承っております。
日・祝日はお休みをいただいております。
※土曜日の診療は午後5時までの受付となります。

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