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インプラント治療を受ける歯科医院の選び方|インプラントがおすすめの理由も解説

 更新日:2024/01/09
インプラント 歯科医院 選び方

インプラント治療を受けたいと考えていても「どこの歯科医院で診てもらえばいいか」「安全性は大丈夫なのか」「費用はどれぐらいかかるのか」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

全ての歯科医院がインプラント治療を行えるというわけではなく、また、口腔内の状態によっては治療を断られてしまうケースもあります。

では、インプラント治療を行う際はどのようにして歯科医院を探せばいいのでしょうか。

本記事では、インプラント治療を行っている歯科医院の選び方をはじめ、インプラント治療を断られる難症例の紹介や、インプラント治療がおすすめの理由などについて詳しく解説します。

長島 光志

監修歯科医師
長島 光志(歯科ながしまクリニック)

プロフィールをもっと見る
1972年 埼玉県生まれ
1998年 北海道大学歯学部卒業
1998~2005年 さいたま市大宮区にて勤務医
2005年4月17日 歯科ながしまクリニック開設

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方
インプラント治療は高度な医療技術が必要となるため、専門的な技術を持った歯科医師に治療をお願いしたいと考えている方は多いでしょう。
埋め込んだインプラントは、適切にメンテナンスを行えば10年以上使い続けられるといわれています。安心して治療を受けるためには、インプラント治療の経験が豊富で信頼できる歯科医院を選ぶことをおすすめします。
インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ際には、下記の3つの点に注目してください。

技術力のある歯科医師が在籍している歯科医院

歯の健康は、生活の質や身体全体の健康などに大きな影響を及ぼす要素です。
インプラント治療は、骨の切削や縫合など患者さんによって適切な処置を施さなくてはならないため、経験や知識が豊富な歯科医師の技術が必要不可欠となります。
インプラント治療は、過去に十分な技術を持たない歯科医師による施術のため、治療後に不具合を訴えるトラブルが多発した例もあります。このような事例に対して、日本歯科医師会では歯科医師の選び方について2つのポイントを示しています。

以上のことから、まずは安心して治療を受けるためにインプラント治療についての知識が深く、的確に説明できる歯科医師を選ぶことが重要といえるでしょう。
また、最近では歯科医院のホームページにこれまでの治療の症例や保有資格について掲載しているケースも多く見られます。これらも、信頼できる歯科医院を選ぶ際の1つの指標となるでしょう。

臨床経験の年数が長い歯科医院を選ぶ

平成18年4月からの法改正により、歯科医師は最低でも1年以上の臨床研修を受けることが必須となりました。
その研修を指導する立場の「歯科臨床研修指導医」は、7年以上の臨床経験者(または5年以上の臨床経験者且つ日本歯科医学会・専門分科会の認定医・専門の医師の資格を有す者)でなければ就くことができません。
よって、研修医を指導する立場である歯科臨床指導医がいる歯科医院は、それだけ信頼のある医院であるという証といえます。
また、臨床研修先として選ばれている診療所も厚生労働省が認定しているため、それも信用できる歯科医院を探す1つの指標となるでしょう。

難しい症例にも対応可能な歯科医院を選ぶ

顎の骨に十分な厚さや固さなどが不足していると判断された場合、治療の難易度が上がるためインプラント治療を断られるケースも少なくありません。
インプラントを埋め込む土台となる場所には十分な骨の量が必要になります。土台となる骨の量や幅などが不足している場合は、事前に土台となる骨を作る「骨造成術」を行ってからインプラントを埋め込む治療が行われます。
近年ではこうした難症例に対応している歯科医院も多いので、過去にインプラント治療が受けられなかった場合も広く探すようにしてみましょう。

入れ歯やブリッジが合わない方にインプラントがおすすめの理由

入れ歯やブリッジが合わない方にインプラントがおすすめの理由
歯を失った際、入れ歯やブリッジも有効な治療法ですが、健康な歯を削らなければならないことや、口腔内の異物感があったりなど、どうしても合わないという方もいます。
耐用年数もインプラントほど長期間ではないため、定期的な作り変えも必要となり、経済的負担も少なくありません
そのため、入れ歯やブリッジが合わないと感じる方にはインプラント治療をおすすめすることがあります。

  • 入れ歯やブリッジよりも自然な噛み心地
  • 外観が天然歯のように審美性が高い
  • 隣接する歯を削る必要がなく健康な歯を保てる

インプラント治療をおすすめする理由として、主にこれら3つが挙げられます。順番に解説していきましょう。

入れ歯やブリッジよりも自然な噛み心地

入れ歯・ブリッジ・インプラントは、それぞれ人工歯の支え方に違いがあります。インプラント治療は、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、そこに人工歯(上部構造)を被せる治療法です。
つまり、入れ歯とブリッジとは違い、天然の歯と同じ構造で人工歯(上部構造)を支えます。インプラント体をしっかりと顎の骨に埋め込んでいるため、食べ物を噛んだ時に天然の歯と同じような噛み心地を得ることができます。
天然の歯に近い噛む力があり、食事の制約も少ないので好きなものを食べられるようになるでしょう。

外観が天然歯のように審美性が高い

インプラントの場合、入れ歯とは違い、目で見える部分に金具などを使用しません。インプラントでは、見える部分の上部構造にはセラミックなどの色や質感などが天然の歯に近い素材を使用しています。そのため、審美性においても天然の歯とあまり変わらない自然な見た目となります。
機能面においてもインプラント体がしっかりと顎の骨に固定されており、上部構造も強度が高い素材を使用しているため、天然の歯と同等といえるでしょう。

隣接する歯を削る必要がなく健康な歯を保てる

ブリッジの場合、両隣の歯を削って土台にしてから人工歯を付ける治療法となるため、健康な歯を削る必要があります。しかし、インプラントインプラント体を顎の骨に埋め込むため、周囲の歯から自立しています。
そのため周囲の歯を削る必要がなく、健康な歯に影響を及ぼしません

インプラントの欠点は?

インプラントの欠点は?
インプラントによる治療法は、健康な歯に影響を及ぼさず、審美性にも優れるといったメリットがあります。
しかし、インプラントにもデメリットがないわけではありませんインプラントの欠点として主なものは以下の3つです。

  • 入れ歯などに比べて治療期間が長く、外科的手術が必要になる
  • 手術後も定期的なケアやメンテナンスが必要になる
  • 保険適用外のため治療費が高額になってしまう

デメリットについても知ることで、ブリッジや入れ歯など他の治療法との比較検討が可能です。1つずつ解説していきましょう。

入れ歯などに比べて治療期間が長く、外科的手術が必要

インプラントは外科手術を要するため、治療前に綿密なヒアリングや診断が行われます。
カウンセリングからCTによる検査やシミュレーション、手術から人工歯の装着までを含めると、治療にかかる期間は最低でも3ヶ月〜半年ほどはかかることが多いでしょう。
土台となる骨が少ないといった問題がある場合は、事前に骨造成術で土台となる骨を作る必要があるため、治療期間が更に長くなります。

手術後も定期的なケアが必要

インプラントは人工物のためむし歯にはなりませんが、インプラントを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが非常に重要になります。
インプラント治療後は、歯周病と似た症状が出るインプラント周囲炎のリスクや、術後の後遺症の可能性がゼロではありません。インプラント装着後は歯科医師の指示に従って、定期検診を受けるようにしましょう。

自費診療となる

インプラント治療は保険適用外です。自費診療となるため、治療費は高額になります。費用相場は1本で30〜40万円(税込)程度になるでしょう。
しかし、下記のいずれかに該当する場合にはインプラント治療が保険適用となる可能性があります。

  • 病気や事故により、広範囲にわたって顎の骨を失ってしまった状態、もしくはそうした症状から骨移植によって顎の骨が再建された状態であること
  • 歯科医師の診断に基づく先天性疾患で、顎の骨の3分の1以上が連続して欠損している状態
  • 顎の骨の形成不全であること

上記のように、限られたケースにのみ保険適用がされるので、基本は自費診療になると考えておくべきでしょう。

インプラントの保証期間が長い歯科医院なら安心

インプラントの保証期間が長い歯科医院なら安心
一般的にはインプラントは10年保証であるケースが多いです。
また、インプラント第三者保証機関である「ガイドデント」に認定されている歯科医院では、一般的には保証対象にならないケースも保証対象としてもらえる場合もあります
万が一のトラブルに備えて、保証制度が整っている歯科医院を選ぶようにしましょう。

インプラント治療のことなら歯科ながしまクリニックにご相談を

歯科ながしまクリニック 外観
歯科ながしまクリニックは、患者さんの悩みに寄り添いながら、適切な治療を提案院する歯科医です。

歯科ながしまクリニックは以下のような特徴があります。

順番に解説していきます。

入れ歯などが合わなくてお困りの方に安全で長持ちするインプラント治療を提供

入れ歯やブリッジとの相性が合わず、固い食べ物もしっかりと噛んで食事を楽しみたい・視線を気にせず会話したいとお悩みの方は多いでしょう。歯科ながしまクリニックは、長年の臨床研究や技術をもとにインプラント治療を提供しているそうです。

歯科ながしまクリニックでは、できるだけ長持ちするインプラント治療を行うために、どの方向にインプラントを埋入すると良いかを事前にしっかりと計画をする「プランニング」を行っています。骨や神経の状態は個人によって異なります。CTを撮影することで骨の幅や形状、神経までの距離等を正確に把握することが可能となり、より安心した治療を提供されているといいます。

インプラントは10年保証で安心

歯科ながしまクリニックは、ガイドデントのインプラント10年保証に加盟しています。インプラント治療は高額のため、破損してしまった場合は修復が心配だと感じる方も多いのではないでしょうか。

インプラントは基本的には長く使うものです。一般的には埋入後10~15年のインプラントの累積生存率は上顎で約90%程度、下顎で94%程度とされています。そのため、10年の保証があれば安心して使うことができると考えられます。

定期メンテナンスを受けているのにも関わらずインプラントが破損した場合、再手術・修理費用を保証してくれるので、破損が心配で施術を受けようかどうか迷っている方の安心材料の1つになるのではないでしょうか。

一定水準以上のインプラント治療を遂行する能力を有するガイドデント認定医院

歯科ながしまクリニック 診療室
「ガイドデント」に認定されているということは、インプラント治療における一定水準以上の能力を有する歯科医院の証だといえます。

10年の保証期間も設けられているので、術後でも安心して生活することができるでしょう。

入れ歯が合わず偏った噛み方をすると噛み合わせが狂ってしまったり、奥歯を失って前歯で噛んでいると負担過重で前歯が揺れてきてしまったりする可能性があります。他にも、歯を失ったままにしておくと姿勢が悪くなったり、内蔵の調子が悪くなったりと、全身症状につながりかねません。
インプラントは怖い、無理だと思って治療を躊躇している方も、まずは歯科ながしまクリニックに相談して治療を検討してみてはいかがでしょうか。

歯科ながしまクリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

埼玉新都市交通ニューシャトル 加茂宮駅 徒歩10分
JR各線土呂駅 徒歩10分

埼玉県さいたま市北区宮原町1-169-1-1F

診療時間
9:30~13:00
14:30~20:00

★:14:30〜18:00
※祝日のある週の水曜日は9:30〜13:00/14:30〜18:00
インプラントオペは水曜日9:30から、土曜日18:30から
※予約制

【費用(税込)】
CT撮影(※任意):カウンセリング 無料
 ※ただし初診料とパントモというレントゲン代あわせて2000円弱かかります。
プランニング(※任意):無料
 (CT撮影用ステント、サージカルガイド込み)
 ※ノーベルクリニシャン使用時は、11,000円
インプラント埋入オペ:220,000円/1本につき
土台(アバットメント)※2次オペ含む:66,000円
被せ物:88,000~110,000円

■ 補助的手術
  GBR法:55,000円/1本につき
  ※人工骨、コラーゲン膜代含む
 ソケットリフト法: 55,000円/1本につき
  ※人工骨代含む
 サイナスリフト法: 77,000円/片顎
  ※人工骨代含む

■ 10年保証登録(※任意) 保険会社登録となります。
  ALL保証プラン フィクスチャーからセラミック冠まで全て保証…22,000円/1本につき
  ⇒当クリニックが10,000円負担しております。
  審美保証プラン セラミック冠の破損のみ保証…11,000円/1本につき
  ⇒当クリニックが11,000円負担しております。
【治療期間】上顎 4〜6ヶ月・下顎 3〜6ヶ月
【治療回数】平均4〜5回

この記事の監修歯科医師