目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 歯科TOP
  3. インプラントTOP
  4. インプラントコンテンツ
  5. インプラントの費用はどのくらい?インプラント治療のメリットや専門性が高い歯科医院について解説します

インプラントの費用はどのくらい?インプラント治療のメリットや専門性が高い歯科医院について解説します

 更新日:2024/02/01
インプラントの費用はどのくらい?インプラント治療のメリットや専門性が高い歯科医院について解説します

インプラントは治療費が高額になるというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。ですが、実際にはどれくらいの費用がかかるかわからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、インプラントが高額な理由・治療費の相場のほか、インプラントを選択するメリットについても解説します。

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

川端 一裕

監修歯科医師
川端 一裕(すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィス)

プロフィールをもっと見る
北海道札幌南高等学校卒業
2003年 北海道大学歯学部卒業
2003年 医療法人仁友会 日之出歯科真駒内診療所勤務
2006年 医療法人社団千仁会 ちだ歯科クリニック勤務
2009年 医療法人社団千仁会 シーズデンタルクリニック院長
2011年 医療法人社団千仁会 インプラントオフィス大通院長
2018年 医療法人ハートフル会 すまいる歯科
札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィス 院長

インプラントの費用

インプラントの費用
そもそも、インプラントの費用はなぜ高額になりやすいのでしょうか。まずは、インプラント治療が高額になる理由・費用に差が出る理由について解説します。

インプラントには保険が適用されない

歯科で行う治療の中でも、基本的なむし歯治療などは医療保険が適用されます。そのため、患者さんの負担は実際にかかった費用の1〜3割です。
しかし、インプラント治療は特定の疾患によりインプラントが必要になった場合を除き、医療保険が適用されません。つまり、治療にかかった費用は全て自費となります。
また、インプラントは麻酔を使用した外科手術が行われます。そのため、治療に必要な検査・器具・設備なども高額になります。こうした点もインプラントの治療費が高額になる理由といえます。

インプラントのメーカーや素材によって費用が異なる

インプラントは自由診療となるため、費用の設定は各歯科医院にゆだねられており、同じ内容の治療でも歯科医院ごとに治療費が大きく異なる可能性があります。加えて、自由診療では一般的な素材よりも審美性・機能性に優れた素材を選択することも可能です。
そのため、手術料・治療する歯の本数などが同じ場合も、選ぶ素材により治療費が大きく変わります。

インプラントの費用相場

インプラントの費用相場
インプラントを用いた治療では、具体的にどれくらいの金額がかかるのでしょうか。インプラントを1本だけ入れる場合の費用と、インプラントを4本利用する「オールオン4」の場合について紹介します。

インプラント1本の費用相場

インプラント治療と聞いて多くの方がイメージするのは、失った歯1本に対して1つのインプラントを埋め込むという方法ではないでしょうか。この場合の治療費用は、インプラント自体の金額+手術に対する料金になります。インプラント1本の相場は300,000〜500,000円(税込)程です。
同じ歯科医院で治療する場合も、審美性・機能性のランクにより数種類のインプラントを取り扱っていることが多いので、特徴についてしっかり説明を受けて自身に合ったものを選択しましょう。
歯科医院ごとの差はありますが、インプラント自体のランクを一段階上げた場合の費用の差は1本あたり100,000円(税込)程です。また、手術に対する料金の相場は1本あたり250,000円(税込)前後となります。
これらの金額を合計すると、標準的なインプラントを使用した場合に1本の埋入にかかる費用は550,000円(税込)程です。なお、複数のインプラントを埋入する患者さんに対しては単純に治療本数×1本分の手術費とせず「2〜4本は〇円」「5本以上は〇円」と段階的に料金設定をしている歯科医院もあります。

オールオン4の費用相場

オールオン4とは、上顎・下顎いずれかの全ての歯を失った場合に行うインプラント治療です。このような症例では、前述のように1本ずつインプラントを埋入すると治療費の総額はかなり高額になるでしょう。
一方、オールオン4で使用するのは総入れ歯のように上顎または下顎の全ての歯が一体になった被せ物です。これを4本のインプラントで歯槽骨に固定するため、失った歯の本数に対して埋入するインプラントの数が少なく、身体的・経済的負担の軽減が期待できます。
オールオン4の費用相場は、人工の歯・インプラントの価格・手術に対する費用を合計して1,800,000〜2,800,000円(税込)程です。

なお、単体のインプラントにもいえることですが、下記のような事前検査・処置・治療にかかる費用は今回の相場に含まれません。

このような費用もかかる可能性があるという点には注意が必要です。

インプラント治療を受けた方が良い理由とは?

インプラント治療を受けた方が良い理由とは?
インプラント治療の費用について説明してきましたが、いずれも安価な治療とはいえません。それでもインプラント治療が選ばれるのは、どのような理由があるのでしょうか。

ほかの歯に負担をかけてしまう可能性がある

歯を失った場合の治療法には、インプラント治療以外にもいくつかの選択肢があります。
例えば、周辺の歯が残っている場合には部分入れ歯やブリッジなどです。部分入れ歯は歯がない部分に人工歯が並んだ床(しょう)を乗せて周囲の歯にバネで固定します。治療期間が短く保険適用で行うことも可能です。ただし、金属製のバネは見た目が気になったり、噛みにくいというデメリットがあります。費用相場や5,000〜15,000円(税込)程です。ブリッジも保険が適用されるものがあったり、外科手術が必要ない、取り外す必要がないというメリットがありますが、周囲の歯を削る必要があることや汚れが溜まりやすくむし歯は歯周病になりやすいというのがデメリットです。費用相場は1装置に付き保険適用で20,000〜30,000円(税込)程、自費になると300,000〜500,000円(税込)程です。
どちらも残っている自分の歯で人工の歯を支える方法となり、つまりインプラント以外の治療方法では人工の歯の両脇にある自分の歯に負担がかかるため残っている歯の状態が悪化する可能性があるのです。

その他にもインプラント治療のメリットは、自分の歯と同じように噛むことができることや周囲の歯を削る必要がないことなどが挙げられます。一方デメリットは、外科手術が必要になることや治療期間が長くなることなどがあります。

放置しておくと高額な治療費がかかる可能性がある

自分の歯を失った場合に「むし歯のように悪い歯があるわけではないから、抜けたままでも問題ないだろう」と考える方もいるかもしれません。しかし、歯を失ったことで周囲の歯並びに影響が出る可能性があります。そうなると、食べにくくなったり食べ物が詰まりやすくなるといったトラブルが起こります。
また、歯を支えている歯槽骨(顎の骨)は、歯が無くなり咀嚼による刺激も受けない状態になると吸収が進みます。吸収とは、歯槽骨が溶けるように減ってしまう現象です。この状態を放置すると、やがて隣の歯を支える歯槽骨も徐々に減り、隣接する歯も抜けてしまう可能性があります。
そのため、長期間放置してから治療の必要性を感じた場合には補綴(ほてつ)すべき歯の本数が増えており、早期に治療した場合と比べて医療費がかさむ可能性があるのです。

専門性が高いインプラント治療を受ける歯科医院の選び方

専門性が高いインプラント治療を受ける歯科医院の選び方
インプラント治療は歯茎や歯槽骨に人工物を埋め込む手術であり、入れ歯やブリッジの作成と比較すると専門性の高い治療です。では、インプラント治療を受ける場合はどのようなポイントに着目して歯科医院を選べば良いのでしょうか。

日本口腔インプラント学会専門医がいるかどうか

日本口腔インプラント学会では、専門的な知識・技術を持つ会員の養成を図っています。その中で、会員となっている歯科医師が基準を満たした場合に行っているのが専門医の認定です。満たすべき条件の例には、下記のようなものがあります。

  • 研修施設に5年以上在籍
  • 専門の教育講座の受講
  • 学術大会での発表・論文の発表
  • 所定のインプラント治療の経験
  • ケースプレゼンテーション試験の合格

なお、日本口腔インプラント学会専門医は、5年ごとに更新が必要です。そのため、専門医はインプラント治療に対して、一定の知識・技術があると認められたうえでさらなる研鑽に努めている歯科医師といえるでしょう。
治療の際は、このような日本口腔インプラント学会専門医が在籍する歯科医院を選ぶことをおすすめします。

ガイドシステム・歯科用CT等の設備が整っているか

インプラント治療の前にCTなどで口腔内・歯槽骨の状態について正確な情報を得ることで、治療の成功率は上がると考えられます。また、そのデータをもとに埋入位置を事前に決め、作製したサージカルガイドを使用することで治療の侵襲を最小限に抑えられます。この手術方法を「ガイデッドサージェリー」と呼び、治療を行うためのソフトウェアや設備がガイドシステムです。
これらの設備が整っている歯科医院を選ぶことで、術後のトラブル・手術時間・術後の痛みなどの低減が期待できるでしょう。

保証制度やメンテナンスなど治療環境

インプラント自体は人工物のため、むし歯になることはありません。しかし、インプラントを長く使い続けるためには歯茎・歯槽骨の健康を保ち、インプラントの状態を確認するために定期的なメンテナンスが必要です。また、インプラントの調整・修理が必要になることもあるでしょう。
そのため、長期保証があるインプラントを使用し、埋入後のメンテナンスにも力を入れている歯科医院をおすすめします。

インプラントならすまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスにご相談を

すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィス
より安全にインプラント治療を受けるためには、歯科医院の選び方にいくつかのポイントがあるとおわかりいただけたでしょうか。

インプラント治療を検討している方へ、すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスを紹介します。
すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスがどのような特徴のある歯科医院なのか見ていきましょう。

豊富なインプラントがラインナップ

インプラントは多くのメーカーで開発が進められ、同一メーカーの中でもさまざまな商品があります。

すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスでは、ノーベル・バイオケア社のインプラントをフルラインナップで取り扱っている他、多くのメーカーのインプラントに対応されています。

インプラントの選択肢が多いと、患者さん一人ひとりの口腔内・骨の状態・噛み合わせに適したインプラントの提案ができるというメリットがあります。

インプラントに精通したスタッフによるチーム医療

すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィス治療
すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスは、日本口腔インプラント学会専門医が在籍しています。

一般的な埋入手術だけでなく、インプラントができる状態に顎の骨を造成するGBRサイナスリフトといった治療や、ナビゲーション手術にも対応可能です。

また、失った歯の本数や患者さんの希望に合わせて、オールオン4などのインプラント治療も行っています。

なお、インプラント治療では、歯科医師による手術はもちろんのこと、インプラントの使用を始めてからのケアも非常に重要です。

そこで、すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスでは、インプラント専門の歯科医師だけでなく専門の歯科衛生士・専門技工士・カウンセラーなどがチームで治療にあたります。

多くの専門職が切れ目なく患者さんに関わることで、一度入れたインプラントをより長く安心して使用できるでしょう。

患者さんのために根本的原因への治療を提供

歯科医院に通院している方の中には「何度も同じトラブルを繰り返し、状態が悪くなったときに受診をしている」という方もいるでしょう。

しかし、同じ箇所で何度も治療を繰り返してしまうと徐々に歯が弱くなってしまいます。そのような自体を回避するため、すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスでは対症療法的な治療ではなく根本的原因の治療を行っています。

また、リラックスした状態で治療を受けていただけるように静脈内鎮静法を追加料金なしで提供したり、患者さんにも負担の少ないガイドシステムを利用するなど、設備・技術面で患者さんの安心を支えます。

理想的な口腔状況を維持するための医療管理体制と治療を行っているすまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスで、インプラント治療を受けてみてはいかがでしょうか。

すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィスの基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療回数・治療期間

JR 札幌駅から徒歩5分
 札幌市営地下鉄 さっぽろ駅18番出口から徒歩3分

北海道札幌市中央区北4条東2丁目8-2 マルイト北4条ビル2F

診療時間
10:00〜19:00

▲:9:00〜17:00

【費用(税込)】
インプラント1本:220,000円
 ・スタンダード:275.000円
 ・プレミアム:385,000円
 ・エクセレント:440,000円
2〜4本:330,000円
5本以上:440,000円
【治療回数】約5回
【治療期間】3ヶ月程

この記事の監修歯科医師