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かみ合わせが悪い…そんなお悩みに。“あごの位置”から見直す治療法

 更新日:2026/01/05
顎関節症は顎の位置から考えた治療が大切!顎関節症治療の歯科医院の選び方

「噛みにくい」「あごが疲れる」「顔の左右差が気になる」——
こうした悩みの原因は、歯や筋肉ではなく“あごの位置のズレ”かもしれません。
どのように起こってきたのでしょうか 日常の生活習慣に原因があるのかもしれません
それまで、何の不自由もなく使ってこられた歯やあご 突然の不調が起きた時何が原因だったのでしょうか? 何らかの原因であごの動きや位置に問題が生じたのです。歯の治療の問題かもしれません。また、今までの生活で負担をかけてきた顎関節、周囲の筋肉などが耐え切れなくなってしまったことも考えられます。ストレスや体の疲れなどは大きく影響します。特に食事以外の時の悪習慣 噛みしめや歯ぎしりなどは顎関節周囲に大きな影響を与えます
あごが本来あるべき位置からずれることで、かみ合わせのバランスが崩れ、顎関節の不調や肩こり、頭痛、見た目の違和感まで引き起こすことがあります。歯だけを整える治療ではなく、大切なのは、正しいあごの位置を見極めて噛み合わせ全体を見直すこと。咬み合わせの問題を根本から改善することで、しっかり噛める快適さと自然な表情を取り戻すことができます。

野中 哲雄

監修歯科医師
野中 哲雄(野中歯科医院)

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予防治療と歯周病治療を得意とする歯科医師。「歯や口周りと密接につながっている身体全体の健康維持が重要」と考えており、ブラッシングの指導のみならず、食事や生活習慣の指導も行っている。「治療することなく口内環境を整え維持する」がモットー。

なぜ“あごの位置”が大切なのか?

咬み合わせと全身バランスの関係

咬み合わせは単に「食べ物を噛むため」だけの機能ではありません。実は、あごの位置や咬み合わせのバランスは、全身の筋肉や骨格のバランスにも深く関係しています。上下の歯が正しく噛み合っていないと、あごが無意識にズレた位置で動くようになり、それに連動して首や肩の筋肉が緊張し、身体の左右バランスが崩れてしまいます。さらに、こうした慢性的なアンバランスが続くと、筋肉のこりや頭痛、姿勢のゆがみといった全身の不調につながることも少なくありません。咬み合わせを正しく整えることは、口腔内の健康だけでなく、身体全体の調和と快適な日常生活を支える大切な要素なのです。

あごのズレが引き起こす主なトラブル

あごの位置がズレていると、さまざまなトラブルが引き起こされます。まず、代表的なのが「噛みにくさ」や「咀嚼時の違和感」です。しっかりと食べ物を噛めないことで、胃腸への負担が増え、消化不良や栄養の偏りにもつながります。また、噛み合わせのズレによって特定の歯に過度な力がかかると、歯のすり減りや破折、詰め物・被せ物の脱落が起こりやすくなります。さらに、あごの動きに無理がかかることで、顎関節症や“カクカク音がする”といった不快症状が出るケースもあります。そして、あごの位置の左右差や下顎の突出は、顔貌に影響を及ぼし、見た目のバランスが崩れる原因にもなります。ほかにも、首・肩こりや頭痛など、あごとは一見関係なさそうな症状が起こる場合もあるため、放置せず早めの対応が重要です。

こんな症状がある方は要注意

顎関節症では、以下のような症状がみられます。

  • 「片方でしか噛めない」
  • 無意識のうちに片側だけで噛んでいる場合、咬み合わせのバランスが崩れている可能性があります。筋肉や顎関節に負担がかかり、さらなるズレを引き起こすこともあります。

  • 「あごがガクガク鳴る」
  • 口を開けるときに“ガクガク”や“カクカク”と音が鳴るのは、顎関節が正常に動いていないサインです。関節や筋肉に負担がかかり、将来的に痛みや開口障害を伴うこともあります。

  • 「歯がすぐすり減る/割れる」
  • 歯の一部にだけ強い力がかかっている場合、異常な摩耗や破折のリスクが高まります。これはあごの位置や咬み合わせの不調和によって起きている可能性があります。

  • 「顎関節症と言われたことがある」
  • 過去に顎関節症と診断された方は、顎のズレや噛み合わせに起因していることが多く、再発や悪化を防ぐためにも、根本的な顎位の見直しが必要です。

  • 「見た目の左右差が気になる」
  • 顔の左右差やゆがみが気になる場合、あごの偏位が原因のひとつとして考えられます。見た目だけでなく、機能面にも影響が出ている可能性があります。

これらの症状は、一見バラバラに見えても、実は“あごの位置のズレ”や“咬み合わせの異常”が根本原因となっている場合があります。放置すると、症状が悪化し全身にも影響を及ぼすことがあるため、早めの診断と対応が大切です。

あごの位置と咬み合わせを整える5つの治療法

咬合調整(咬み合わせの微調整)

歯の噛み合わせ面をわずかに削ることで、過剰な接触や左右のズレを調整する方法です。上下の歯が均等に当たるようにすることで、顎関節や筋肉へのストレスを軽減。顎の動きがスムーズになり、あごの正しい位置を取り戻すサポートになります。特に、長年偏った噛み方をしてきた方に有効です。

スプリント療法(マウスピース治療)

透明なマウスピース(スプリント)を装着し、就寝中にあごや歯を守る治療です。筋肉の緊張を和らげ、顎関節の位置を自然な状態に近づけることができます。食いしばりや歯ぎしりの癖がある方、顎関節症の初期症状がある方に適しており、痛みの緩和や咀嚼機能の改善にもつながります。

矯正治療(成人矯正)

歯並びの乱れが咬み合わせの悪化やあごのズレを引き起こしている場合、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正で歯の位置を整えます。見た目の改善だけでなく、正しい顎の動きや咬合を再構築する効果があります。軽度の不正咬合から、骨格を伴う中等度〜重度の症例にも対応可能です。

補綴治療(被せ物・ブリッジによる咬合再構成)

歯の欠損やすり減りによって咬み合わせが崩れている場合、被せ物やブリッジを使って高さ・形態・接触を回復します。見た目の自然さだけでなく、噛む力を分散させることで、他の歯や関節への負担を減らします。長期的なトラブルを防ぐためにも、機能と審美の両面から精密に設計されます。

フルマウス治療(全顎的治療)

咬み合わせの崩壊や多数歯の喪失など、重度の症例に対して行う包括的な治療法です。矯正・補綴・咬合調整などを組み合わせ、あごの正しい位置と機能美を取り戻します。噛める・話せる・見た目が良いというトータルな回復を目指し、再治療を繰り返してきた方にこそ必要とされる治療です。

当院の“あごの位置から見直す全顎治療

精密な診査・診断

あごの位置や咬み合わせのズレを正確に把握するため、顔貌分析、顎運動検査、咬合分析などを行います。見た目と機能の両面から精密に診査し、的確な治療計画につなげます。

治療方針の立案

検査結果をもとに、あごの正しい位置と咬合のバランスを考慮しながら、補綴・矯正・咬合再構成を含むオーダーメイドの治療計画を立案します。患者さん一人ひとりに適した方法を提案します。

治療の流れ

初診時に丁寧なカウンセリングを行い、精密検査の結果をふまえて治療計画を提案。咬合調整や補綴、必要に応じて矯正を実施し、治療後は定期的なメンテナンスで安定性を維持します。

精密検査

あごの位置や咬合のずれを正確に把握するため、咬合分析、顎運動検査、顔貌のバランス評価などを行います。機能と見た目の両面から精査し、根本原因を明らかにします。

治療計画のご提案

検査結果をもとに、理想的なあごの位置や咬合バランスを導き出し、患者さんごとに適切な治療プランを提案します。補綴や矯正の有無も含めた、オーダーメイドの治療内容を提示します。

治療開始(咬合調整・補綴・矯正など)

歯並び、嚙み合わせ、見た目に基づき、咬合調整、補綴(セラミックなど)、矯正治療などを段階的に実施。あごの位置と噛み合わせの調和を目指し、審美性はもちろん、機能面まで考えた治療を実施します。

メンテナンス・経過観察

治療後もあごの位置や咬み合わせが安定しているかを継続的に確認します。定期的な咬合チェックや清掃、必要に応じた調整を行い、長期的な安定と快適な口腔環境を保ちます。

全顎治療によって得られる未来

  • 食事がしっかり噛めるようになる
  • あごの位置と咬み合わせを正しく整えることで、歯がしっかりと噛み合うようになり、これまで噛みにくかった硬い食べ物も快適に食べられるようになります。しっかりと噛めることは消化を助けるだけでなく、満腹感を得やすくなり、健康面にも好影響をもたらします。毎日の食事がより楽しく、ストレスのない時間へと変わります。

  • 表情が自然になり見た目も整う
  • あごのズレや噛み合わせの乱れは、顔のゆがみや左右差の原因になることがあります。正しい顎位に整えることで、口元やフェイスラインが自然な位置に戻り、表情の印象が大きく変わることも。無意識の緊張がほぐれ、笑顔も自然に。見た目の改善は、自信や人とのコミュニケーションにも好影響を与えます。

  • 肩こりや頭痛が軽減するケースも
  • あごのズレによって起こる咬み合わせの不調は、首や肩の筋肉に負担をかけ、肩こりや頭痛の原因になることがあります。噛み合わせを整えることで筋肉の緊張が緩和され、慢性的な不快感が軽減することがあります。歯科治療が体全体のバランス改善につながるケースは決して少なくありません。

  • 歯のトラブルが再発しにくくなる
  • 咬み合わせが悪いままでは、一部の歯に過度な負担がかかり、すり減りや割れ、詰め物の脱落などを繰り返すことがあります。あごの位置と噛み合わせを根本から整えることで、力の分散が適正になり、歯への負担が軽減。再治療のリスクも下がり、長期的に安定した口腔環境を保ちやすくなります。

    顎関節症のことなら野中歯科医院にご相談を

    野中歯科医院
    顎関節症でお悩みの方は、横浜市西区平沼にある野中歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。
    野中歯科医院は予防治療や歯周病治療を中心に、さまざまな診療科目に対応している歯科医院です。以下に、野中歯科医院の3つの特徴を紹介します。

    スプリント治療・ストレッチ指導による顎関節症の改善

    患者さんから「食べ物を噛むと痛む」という相談を受けることが少なくない野中歯科医院では、顎関節症の治療を積極的に対応しています。
    治療では、スプリント治療や身体全体を緩めるストレッチ指導を取り入れ、豊富な知識と経験をもとに顎の位置から考えた治療が行われています。
    原因究明から改善まで、よりよい方向へ向かえるよう親身になってサポートしてもらえるため、初めての方も相談しやすいでしょう。

    歯の健康維持を目的とした歯周病治療や予防治療

    野中歯科医院では健康な歯を維持し続けることをコンセプトに、特に歯周病治療や予防治療に注力されています。
    むし歯や歯周病の状態は、口腔内モニターで患者さんも一緒に確認できます。なるべく手術はせず、痛みの少ない治療の提供にこだわっています。
    予防治療では小さなお子さんからご年配の方まで、それぞれの生活環境に合わせた治療と丁寧な指導を行い、歯を大切にする意識の向上に尽力されています。
    また、すべての治療器具への消毒も徹底されています。希望する方には使い捨て診療器具への変更も可能で、衛生面にも配慮した治療を提供しています。

    患者さん一人ひとりに合わせた質の高い治療を提供

    野中歯科医院
    野中歯科医院は自費診療専門です。これは、保険診療の範囲だけでは患者さんに十分な治療を提供できないという野中院長の思いがあるためです。
    野中院長は、どのような治療を行う際にも患者さん一人ひとりに対してしっかりと話を聞き、質の高い治療で希望や悩みに応えられるよう取り組まれています。
    患者さんと一緒に現状の問題点を分析し、必要であれば生活習慣や食生活の見直しとアドバイスを行っているそうです。
    また、野中歯科医院では口腔内の健康増進の一環として、診療室内にマットを設置しており、体をほぐす体操指導も行っているそうです。

    野中歯科医院は、横浜駅から徒歩5分で土曜診療も行っているため長期的に通いやすいでしょう。
    また、どの治療も患者さん一人ひとりに対してしっかりと向き合い、ご希望に応えられるよう取り組まれています。悪い部分を治療して終わりでは無く、歯を守り、一生使い続けられるようサポートをしていきたい、と考えているそうです。
    顎関節症でお困りの方は、野中歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。

    野中歯科医院の基本情報

    アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

    JR・私鉄各線 横浜駅 徒歩5分

    神奈川県横浜市西区平沼1-38-3 横浜エム・エスビル2F

    診療時間
    9:30~12:00
    13:00~17:00

    【費用(税込)】165,000円
    【治療期間】2ヶ月~12ヶ月(※個人差があります)
    【治療回数】月4回程度

    この記事の監修歯科医師