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歯周病の症状とセルフチェック方法は?歯周病にならないために大切なこと

 公開日:2024/05/16
歯周病の症状とセルフチェック方法は?歯周病にならないために大切なこと

歯科医院で、歯に歯垢が付いているといわれたことはありませんか?

きちんと歯みがきをしているつもりでも、歯垢は溜まりやすいものです。そして、この歯垢の中の細菌が歯と歯茎のすき間から侵入し、歯肉に炎症や腫れなどを起こすのが歯周病です。歯周病が重症化すると、歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病にならないためには、セルフケアや歯科医師によるプロフェッショナルケアが重要です。

本記事では、歯周病の症状やセルフチェック方法など、歯周病にならないために大切なことを詳しく解説します。

安福 正美

監修歯科医師
安福 正美(医療法人社団安福歯科医院)

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松本歯科大学 卒業

歯周病について

歯周病は、子どもから高齢者まで罹患する可能性のある疾患で、歯を失う原因の第一位です。
歯周病は、歯肉炎と歯周炎の2つの症状を合わせていいます。

  • 歯肉炎:歯周ポケットから侵入した細菌が歯肉に炎症起こした状態
  • 歯周炎:歯槽骨が解けてぐらぐらになった状態

歯周病の原因は歯周病原菌が関わっていますが、歯みがきが不十分だと歯周ポケットに歯垢が溜まります。歯垢のなかには1mgに1億個以上の歯周病原菌が含まれているため、歯肉の腫れや出血などの症状が出やすい状態になります。
炎症がどんどん広がると歯周病原菌は歯周ポケットの奥へと進行し、歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かすため、歯がぐらぐらになったり歯肉が下がって歯が抜けたりなどします。

では、歯周病になるとどのような症状があらわれるのでしょうか。また、歯周病はどのように進行していくのかもみてみましょう。

歯周病の症状

歯周病の症状
歯や歯茎の清掃が不十分だと歯垢が付き、歯垢は歯石へと変化して歯と歯肉のすき間に歯周ポケットができます。細菌は歯周ポケットの奥へ進みながら繁殖するので歯肉に炎症が見られるようになったり出血したりします。
さらに症状が進むと歯茎が下がるので歯が長くなったように見え、歯茎から膿や痛みも出てきます。歯周病が最終段階に入ると、歯根が溶けて歯は自然に抜け落ちてしまいます。

歯周病の進行過程

歯周病の進行過程
歯周病の進行度は自覚症状だけではわからないため、レントゲン検査やプロービング検査で歯周ポケットの深さを調べたり歯根の状態を調べたりします。
また、歯垢の付着状況も調べる必要があります。プロービング検査は、メモリの付いたプローブ(針状の金属製の器材)を差し込み、歯茎の入口からすき間の底までの深さを測定します。すき間の深さは健康な歯茎で1〜2mm程度、歯周病があると3mm以上の深さがあり、10mmを超えると重症です。また、X線検査で歯槽骨の溶けた範囲や程度の把握が可能です。
歯周病の進行は、歯肉炎・軽度歯周病・中度歯周病・重度歯周病と進行していきますが、進行スピードは一律に順番とおりに進むわけではありません。ここからは、歯周病の進行過程ごとに詳しく解説します。

歯肉炎

歯周病は歯垢が歯と歯肉の境目に付着して、歯石に変化し細菌は歯肉の奧へ進んで行きます。進行とともに歯根と歯肉が分離し、歯槽骨に影響を与えるようになって歯周ポケットがより深くなります。
歯肉炎は、歯垢が溜まって歯茎に炎症が起きている状態ですが、自覚症状はほとんどありません。
歯周ポケットは2〜3mm程度です。

軽度歯周病

軽度の歯周病では、歯肉の腫れや出血が見られるようになり、歯周ポケットが深くなって歯槽骨頂が溶け始めます。
歯周ポケットの深さは3〜5mm程度です。

中度歯周病

歯周組織の溶骨が進んで骨吸収が30%程進みます。歯周病が中等度になると歯茎の炎症が広がり膿や腫れの症状が見られる場合があります。
歯周ポケットの深さは4〜7mm程度です。

重度歯周病

歯根の半分以上の骨が溶けてしまった状態で、歯のぐらぐらがはっきり自覚できるようになり噛むことが困難になるでしょう。骨吸収率は80〜100%で出血や膿の量も多くなり抜歯の可能性が大きくなります。歯槽骨の吸収が100%近くになると歯は自然に脱落してしまいます。
歯周ポケットの深さは6mm以上です。

歯周病のセルフチェック方法

歯周病のセルフチェック方法
歯周病は、初期段階には自覚症状がないため、異変を察知できないことも少なくありません。また、歯垢があまり溜まっていないのに歯周病になっている例もあります。これは、若い方に見られるもので若年性歯周炎と呼ばれています。若年性歯周炎は遺伝も要因の可能性がある病気です。

また、歯周病に罹患しやすい方は、以下のような特徴があるといわれています。

  • 40歳以上の方
  • 喫煙者
  • 妊婦
  • 糖尿病を患っている人
  • 歯みがきがうまくできない方

上記の方が必ず歯周病になるわけではありませんが、注意が必要です。ここからは、セルフチェック方法を解説します。

起床時に口のなかがねばねばする

朝起きたときに、お口の中がねばねばしていると感じたことはありませんか。お口の中のねばねばの原因は、歯みがきが不十分だった場合や、砂糖を過剰に摂取した場合に起きます。
お口の中には細菌が400〜700種類程生息していますが、細菌がねばねば物質を作って歯の表面に付いてしまう状態が歯垢です。歯垢は粘着性が強いので、うがい程度では落とすことはできません。

歯みがき時に出血する

歯みがきしたときの出血は、歯と歯肉のすき間の歯周ポケットに炎症ができている場合に起こります。歯の根元の歯槽根に歯石が多く入り込むと、歯肉の内側の毛細血管に細菌が侵入してエネルギーの消費量が増加し、栄養の供給が不足傾向に陥るためです。
栄養が不足した状態で歯肉が歯ブラシや硬いものをかじる動作の刺激を受けると出血します。出血は歯周病の兆候です。

硬いものが噛みにくい

歯周病が進行すると、硬いものを噛んだときに痛みが生じることがあります。痛みは、歯肉が化膿しているためです。
化膿した歯肉を放置すると、やがて歯が抜けてしまうこともあります。放置せず歯科医院を受診しましょう。

口臭がある

口臭は、歯のすき間やむし歯に溜まった食べカスの腐敗臭が一般的です。歯周病の口臭は、細菌が空気の届かない歯槽根に侵入して繁殖するときの臭いです。
消臭剤でうがいをすると一時的には臭いが消えます。また、適切な歯みがきや歯石の除去でも口臭を取り除くことができますが、歯周病が原因の口臭は根本的な治療を行わないと完全に抑えるのは難しいでしょう。

ときどき歯茎が腫れる

歯周病の場合、疲労が蓄積しているときや寝不足で体調が悪いときに、歯のむずむずや腫れる・痛みなどが出ることもあります。
切開して膿を出せば一時的には痛みは取れますが、歯周病の治療をしない限り疲労が溜まると何度も繰り返すようになります。

歯肉が下がり歯と歯の間にすき間ができた

歯周病原菌は、骨や歯根膜(歯を支えるクッションの役目)を溶かしながら歯根方向へ侵入します。すると、炎症を起こしている歯肉は、歯根と離れてしまいます。歯肉の組織は細菌に侵されると歯根との接着が困難になるためです。
歯周病原菌は繁殖しながら歯根の先へと進み骨や歯根膜・歯根を溶かします。歯根の周りの骨を溶かし続けると歯は自然に抜けてしまいます。

歯がぐらぐらする

歯周病は、細菌によって骨や歯根膜が溶かされていくので、進行すると歯がぐらぐらします。少しのぐらつきだと気付かないこともありますが、指で歯を挟んで揺らしてみて動きが感じられたら危険な状態です。舌先で触っても動くようなら、歯周病がかなり進んでいる状態で歯を保つことは難しいでしょう。特殊な細菌や遺伝性の歯周病の場合は急にぐらつく場合があるので注意が必要です。
ただし、歯周病原菌は歯根や歯根膜を溶かしますが、上の第一大臼歯がしっかりしていると歯根膜が減少しても歯があまり動かないことがあります。動かないからといって歯周病が進行していないわけではなく、歯がぐらぐらしていなくても咀嚼のときに違和感を覚えるときは、歯根や歯根膜の破壊があるかもしれません。さらに上下に歯が動く場合はかなり歯根が溶けている可能性があります。

歯周病にならないために大切なポイント

歯周病にならないために大切なポイント
歯周病にならないためには、歯周病の原因である歯垢を溜めないことが重要です。そのためには、正しく歯を磨くことが大切ですが、セルフケアには限界があるので歯科医師や歯科衛生士のサポートが必要になります。
また、喫煙は細菌に感染しやすく歯周病になりやすいですが、歯周病の症状が出にくいため禁煙する、唾液は口腔内の清掃をする効果があるので食事の際はよく噛むことを意識するなど、生活習慣の見直しも歯周病予防に効果的です。

普段からの予防が大事

歯周病は、歯に歯垢が溜まることが原因で発症します。歯垢が溜まり歯石になると、歯周病原菌が歯肉に入り込みやすくなります。そのため、歯垢が溜まらないように正しい歯みがきを行うことが重要です。
正しい歯みがき方法は、歯科医師や歯科衛生士から指導してもらうことができます。

かかりつけ医による定期検診

歯周病は再発する可能性が高い病気です。歯みがきだけでは歯石の除去は困難です。そのため、定期的に歯科医院で定期検診を受けて、歯垢や歯石を取り除く必要があります。
歯科医院の定期検診では、専門の器具を使った歯のクリーニングが行われます。むし歯や歯周病の早期発見にもつながるので、継続的に定期検診を受けましょう。

歯周病でお困りなら医療法人社団安福歯科医院にご相談を

医療法人社団安福歯科医院入口
宝塚で歯周病治療ができる歯科医院を探しているのなら、宝塚南口駅からすぐの医療法人社団安福歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか。

医療法人社団安福歯科医院は歯周病治療に力を入れており、そもそもむし歯や歯周病にならないための予防治療も患者さん一人ひとりに合わせて提供されています。

女性の歯科医師も在籍しているので、小さな子どもや男性の歯科医師が苦手な方も受診しやすいでしょう。

先進的な設備でさまざまな治療に対応可能

医療法人社団安福歯科医院では先進的な設備を導入しているため、歯周病をはじめとするさまざまな治療に対応可能です。

先進的な設備の一つである歯科用CTは、親知らずの抜歯、歯周病や歯根の治療、顎関節の検査などを行うための精密な画像診断が可能な器材です。また、先進的な3Dスキャニング装置のiTeroは、精度の高い歯型を採ることができます。

医療法人社団安福歯科医院は、歯科用CTやiTeroなどの先進的な器材だけでなく、滅菌対策にも力を入れています。なお、治療の際は、口腔内をオゾン水で除菌しながら行っているそうです。

医療法人社団安福歯科医院は、患者さんが安心して快適に治療を受けられるよう、治療の向上を目指して新しい設備を積極的に取り入れています。

歯周病の外科治療や内科治療にも対応

医療法人社団安福歯科医院診察
歯周病は重度になると、歯茎を切開して歯垢や歯石の除去を行ったり、歯周組織再生療法で顎骨の量を回復させるなど、歯周病の外科的治療が行われます。

再生療法は、自己の血液を採取し、骨や歯肉などの組織の再生を行う治療方法です。医療法人社団安福歯科医院は再生医療の取扱施設として、厚生労働省に届出済みです。

ほかに、歯周病の内科的治療にも対応しています。内科的治療とは、歯周病菌を特定して特定した細菌に効果的な薬を使用する治療法です。

医療法人社団安福歯科医院は、できるだけ痛みを軽減して削ったり抜いたりしない、歯の寿命を考えた治療が行われています。

歯の治療をしないための『予防処置』を提供

医療法人社団安福歯科医院では、歯の治療ではなく、歯周病やむし歯などのトラブルのリスクを減らすための予防処置を受けることを推奨しています。

定期的なメンテナンスと自宅での良質なセルフケアにより、効率的に予防できるよう取り組まれているそうです。

効率的な予防は、治療が必要にならない口腔を維持することができます。たとえむし歯や歯周病などが見つかったとしても、早期に治療すれば小さく済み、短期間で治療を終えることにもつながるでしょう。特に歯周病は悪化すると、歯が抜け落ちてしまうことがあります。そうならないように、早期発見と早期治療が大切です。

医療法人社団安福歯科医院では豊富な予防メニューを用意されているので、歯を健康的に維持したい方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

医療法人社団安福歯科医院の基本情報

アクセス・住所・診療時間

阪急今津線 宝塚南口駅より徒歩1分

兵庫県宝塚市南口1丁目8-20 宝塚南口ビル2F

診療時間
9:30~12:00
14:30~18:30

▲09:30~14:00
※休診日:日曜日・祝日

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