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歯周組織再生療法とは

 更新日:2024/11/19

歯周組織再生療法とは

歯周病によって吸収された歯の周囲の骨や歯肉などの歯周組織を再生させる治療法です。使用する薬剤にはさまざまな種類があり、症状ごとに使い分けます。リグロスなど保険適用の薬剤を使用する症例もあれば、国内未承認の薬剤など、その方法には幅広い選択肢があります。

メリット

・失った歯肉や骨を再生できる
・歯周組織を再生させることで、抜歯を避けられる可能性がある
・歯周病の進行の食い止めが期待できる
・歯肉や骨を再生させるので、歯のグラつきなどの不快感が改善できる
・保険適用の薬剤がある

デメリット/副作用

・糖尿病などの持病、喫煙習慣があると治療が受けられない場合がある
・治療期間が長くかかる場合がある
・歯肉切開、骨の採取、採血など、外科手術が必要
・保険適用できない材料を使用場合は全ての費用が自由診療となり、高額になる

治療期間

平均的な治療期間は半年~1年程度

費用相場

使用する薬剤によって異なりますが、保険適用できるものであれば6000円前後。骨移植や保険適用外の薬剤を使用する場合は1部位につき5~10万円です。

※治療期間や費用は治療の手法や素材によって大きく異なる場合があります

この記事の監修歯科医師