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内視鏡は苦しい?気になる検査の方法や内視鏡の種類を知っておこう

内視鏡は苦しい?初めて胃カメラや大腸カメラを経験する人は不安だと思います。

どんな方法で検査をするのか、苦しくなるのはどんな時なのかを事前に知っておくと怖さも軽減できます。

検査箇所によって異なる不快感をご紹介します。

この記事の監修医師
鈴木 武志(神宮の杜クリニック 院長)


 

 内視鏡検査とは?

胃カメラや大腸カメラという検査があることはご存知の方も多いと思います。その検査に使われる道具が内視鏡です。

2016年に行われた内視鏡に関する意識調査によると、自主的に胃がんの内視鏡検査を希望するという人は6割程度しかいないことが分かっています。
参考:オリンパス

検査を受ける方の多くは「健康診断の結果で引っかかった」とか「調子が悪くて病院にいったら勧められた」という理由がほとんどだと思います。
人間ドッグにも項目がありますので、しっかり体の状態を良い状態で保ちたいという健康意識の高い方も、近年増えてきています。
内視鏡を自主的に受けない理由としては「大腸がんや胃がんには自覚症状がないから」と言われています。確かに体の違和感もないのに胃カメラをしようとは思いませんよね?
ですが胃や腸のがんというのは早期発見をすれば、治すのが早い病気と言われています。
調子が悪かったとしても、胃カメラで見てもらおうといきなり思うことはないと思います。
そのため内視鏡を使ってまで行う検査自体が、怖い・不安といった印象を受ける方が多いのは当然だと思います。

 

 胃の内視鏡とは?

胃カメラと聞くと、とにかく苦しいという印象を持たれる方が多数だと思います。
胃カメラの検査部位は3箇所(食道・胃・十二指腸)を内視鏡を通して確認します。内視鏡を体に入れている時間は約5~10分程度です。
もしポリープや癌を疑わせる病変などが見つかれば、その場で細胞を一部切り取って検査に出すことになります。

 苦しい胃の内視鏡検査はどっち?


内視鏡は鼻から入れる経鼻内視鏡と口から入れる経口内視鏡の2種類に分かれています。一般的に苦しいと言われるのは経口内視鏡です。
口から内視鏡を入れていくと舌の奥の方(舌根)に内視鏡が触れることになりますが、この時に吐き気を催すのです。
嘔吐反応といって意識せずとも「おえっ」とえずいてしまう現象がおこります。飲みすぎて気分が悪い時に吐こうとして指を突っ込みますよね?あちらと同じ現象です。
その場所に内視鏡が触れると反射的に吐きそうになってしまうので、苦しい検査方法と言われています。
経鼻内視鏡は鼻に管を通すのでかなり苦しいように見えますが、実は楽な検査方法と言われていて、現在では主流になってきています。
また経鼻と経口内視鏡の太さについては、経口内視鏡は経鼻内視鏡よりもやや太い傾向があります。
経鼻内視鏡の方が細いということもあり、そこまで苦しくならないのです。
しかし人によっては鼻炎などで鼻の空洞が狭い場合もあり、苦しくなりそうな時は経口内視鏡に切り替えて行います。
最近ではどちらもほとんどの場合麻酔や鎮静剤をかけるので痛みを感じることはほぼありません。
経鼻内視鏡の場合には潤滑ゼリーを使って滑りを良くするのでスルスルっと入っていきますので、苦しく感じるのはあってもほんの数秒で終わる可能性が高いです。

 

 肺の内視鏡とは?

あまり聞き慣れない検査だと思います。気管支鏡検査と呼ばれ、通常あまり検査する部位ではないのですが、肺がんや肺気腫をはじめ、肺と気管支の病気などの疑いがある時に行う検査です。
気管支というのはとても敏感な器官です。汚い空気を吸えば咳が出ますし、お米一粒入り込んでも猛烈な咳が出る場所ですから。
お茶などを飲んで慌てた瞬間に気管支に入り、激しく咳き込んだ経験がある人も多いのではないでしょうか?
そんなところに内視鏡を入れるのは、かなりつらい検査になることは想定できると思います。
ただ肺の場合も喉のあたりに麻酔をかけますので、医師の注意をしっかり聞いて、委ねることが大事です。
肺まで内視鏡が届いたら肺の中を生理食塩水で洗浄をして、その水を吸い取るようなこともしますので、管が触れる吐き気だけでなく肺への刺激による嘔吐反応もあるようです。

 

 大腸の内視鏡とは?

大腸内の検査は胃カメラとは大きく変わってきます。内視鏡の管の太さは10mm~13mm程度のものが一般的です。
挿入箇所も肛門から盲腸まで、長さがおおよそ80cmほどあります。よって検査には早くても15分程度の時間がかかってしまいます。
本来は痛みを懸念しての麻酔も、腸内は長いので傷つけないためにも麻酔をかけずに痛みを感じながら進める方が良い、という考えもあるようですが、大腸内視鏡も麻酔や鎮静剤をかければ痛みを感じることはほとんどありません。
痛い場合は適時鎮静剤を使いながら、胃カメラに比べると柔らかい管を使って検査を行います。大腸内視鏡はかなり苦しいと感じる検査です。
大腸内に空気を送り込む必要があり、その空気で腸がパンパンに張ることが理由です。
検査後もしばらくは空気が腸に溜まっているので、抜けてしまうまでは安静にしておかないと、おならをするように空気を抜くことになり少し恥ずかしく感じるでしょう。
大腸の場合は腸の中を空っぽにするために、前日から夕食を食べないようにしたり、下剤の水薬を2リットル飲んだりして便を完全に出し切る苦しさもあります。

 

 内視鏡が苦しくならないコツは?


苦しい、つらいというネガティブなイメージが強い内視鏡ですが苦しいのはほんの数分程度と割り切って臨むようにしましょう。
実際に検査してみると思っていたよりも楽だと感じることが多いと思います。不安な場合は事前に医師にしっかり痛みのないように伝えておくと、検査する医師もより丁寧にしてくれると思います。
ネットにはネガティブな体験談が載っていることもあると思いますが、ほんの数年で医療機器も負担の少ない改良がされていますし、麻酔のかけ方も改善されています。
検査中は焦らずに医師の話や説明をよく聞きながら、痛ければちゃんと意思表示をすることも大事です。
また力んでしまうと疲れるばかりで余計に苦しく感じてしまうこともあります。検査中はリラックスして別のことを考えておくくらいの気持ちでいると良いかもしれません。

 内視鏡検査を実際に受けた人の

苦しいと感じる部分があるとすれば最初の一秒間だけ、かと思います。
コツは、なにしろ無駄な力を抜くことです。体に力を入れて緊張するとうまくいくものも上手く行かなくなります。
参考:Yahoo!知恵袋より一部抜粋

胃カメラのポイントは肩の力や首の力全身の力をぜーんぶ抜いてみて下さい。
落ち着くように深呼吸をしようとしがちですが、そうではなく浅くゆっくりした呼吸を心がけて下さい。
参考:Yahoo!知恵袋より一部抜粋

また医師の腕により苦しさが変わることもあります。麻酔の仕方も違いますし手慣れている医師は要領もよく、検査時間も無駄がありません。
可能ならば事前に病院のなどで内視鏡検査のを調べてみたりして予約するのも良いかもしれませんね。

 

 まとめ

内視鏡といっても検査する部位によって使うものが変わり、麻酔のかけ方からメリットやデメリットも大きく違うことが分かったと思います。
もし内視鏡を入れる検査を受けることになっても、病気を早期発見するために必要なことだから、という気持ちが大切です。
病気を未然に、または最小限で防ぐという本質を忘れてはいけません。がんなどの病気を治す方がよほど苦しいことになるはずです。
将来的には更に医療技術が発達していくのは間違いないので、苦しさの全くない検査方法が作られる可能性もあります。
実際に内視鏡を使わずカプセルを飲むだけで検査できる方法も一部で運用されていますが、まだまだ内視鏡が主要です。
苦しいというイメージだけで嫌煙するのではなく、いかにストレスなく受けられるかを検討してみてください。

鈴木 武志 医師 神宮の杜クリニック 院長監修ドクターのコメント
内視鏡診断、治療に長年従事してきた中で、内視鏡検査をしっかり受けていれば、と思う事を何回も経験いたしました。内視鏡検査は鎮静剤等を使用しながら、最新鋭の機器、高度な手技を用いれば苦痛なく楽にできる検査です。また、消化管の癌は内視鏡にて早期発見、治療を行えば完治しうる病気です。検査そのものへの不安や検査で癌の結果が出たらどうしよう、などとお一人で悩まずに、何かあれば医師に、早めに相談し積極的に検査を受けていただきたいと思います。
当クリニックでは「内視鏡検査は辛そう」とお考えの方にも安心して検査を受けていただけるよう、最新の内視鏡機器、専門医•元准教授の技術を生かし、正確で痛みのない快適なプレミアムクラス内視鏡検査を提供いたします。また、土日も予約制で内視鏡検査が可能で、外来治療可能なポリープはその場で切除しますので「忙しくて時間のない」方にもお勧めです。
 
監修ドクター:鈴木 武志 医師 神宮の杜クリニック 院長



 

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 神宮の杜クリニック

出典:http://jingunomori-clinic.com/

電話番号 03-5413-7275
住所 東京都渋谷区神宮前1-19-11 はらじゅくアッシュ7F
アクセス JR山手線 原宿駅 竹下口前 徒歩0分
診療時間 【平日】9:00~13:00/15:30~19:00
【水・土】9:00~13:00
※予約制
休診日 水曜日午後・土曜日午後、日曜日・祝日は予約の方のみ(水曜日は慈恵会医科大学病院にて診療)
対応検査項目 ・大腸内視鏡検査
・胃内視鏡検査
・麻酔を用いた(静脈内鎮静法)内視鏡検査
URL http://jingunomori-clinic.com/


 

この記事の監修ドクター

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