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水いぼで考えられる病気・原因は?医師が徹底解説!

水いぼの正式な名称は伝染性軟属腫といい、伝染性軟属腫ウイルスによって引き起こされる皮膚の感染症です。

症状は、表面が滑らかで 、ロウソクや真珠のような光沢のある、ピンク色で直径2−5mmのドーム状丘疹が集まっていることが多いです。手のひらと足の裏以外のあらゆる皮膚に発生する可能性があり、子どもでは顔、体幹、手足に、成人では隠部に多く見られます。
病変は直径10−15mmまで成長することがあり、特にHIV感染者やその他の免疫不全患者の方は大きくなりやすい傾向があります。

通常かゆみや痛みを伴わないですが、ウイルスに対する免疫反応により炎症が生じ、かゆみが出る場合もあります。

水いぼは掻いてつぶれたり、掻かなくてもある程度の寿命で自然に脱落して、それがまた他の皮膚にくっついてその場所に感染し、次々と広がってしまうことが多いです。1個できれば、その近くに数個増え、または引っ掻いた指で触わると遠くの皮膚にも感染し、次々と増えてきます。

水いぼは、7歳以下の子どもに多い皮膚の感染症です。皮膚が薄くてバリア機能の未熟な乳幼児は、まだ免疫もなく感染しやすいといわれます。

すぐに病院に行った方が良い「水いぼ」症状は?

症状が広がってきた、見た目が気になる場合は近日中に医療機関を受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な診療科目は皮膚科、小児科です。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬・外用している薬がある際には、医師に申告しましょう。

治療する場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。
ステロイドを塗ると水いぼが増加するので、アトピー性皮膚炎の治療が適切に出来なくなってしまう可能性があります。

水いぼ症状の病気

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