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あせもで考えられる病気・原因は?医師が徹底解説!

汗が溜まることで発症する発疹のことを指します。皮膚の表面付近に汗がたまる水晶様汗疹(白いあせも)と、皮膚の深い部分に汗がたまる紅色汗疹(赤いあせも)の2種類があります。

水晶様汗疹は、透明もしくは白っぽい水ぶくれがたくさんできますが、かゆみは伴いません。一方で、紅色汗疹は、赤く小さなかゆみを伴う赤い色の発疹のことです。かゆみのほかに、チクチク、ヒリヒリした感じもあります。
原因としては、汗を皮膚の表面まで送る細い管が詰まり炎症を引き起こすことです。梅雨など高温多湿下での運動、有熱性疾患、湿布、包帯、ギプス、絆創膏、通気の少ない衣類の着用などで起こります。乳児、幼児、お年寄り、寝たきりの患者さん、発汗の多い人がかかりやすいです。額、首、ひじの内側ひざの内側、背中、脇、さらにオムツの下の臀部などに生じやすくなります。

あせもに似た症状を引き起こす病気としては、カンジダ性間擦疹、多発性毛嚢炎、突発性発疹などがあります。

すぐに病院に行った方が良い「あせも」症状は?

「あせも」は緊急性は高くありませんが、かゆみが酷い、なかなか治らない、炎症を起こしてしまった、見た目が気になる場合は近日中に医療機関を受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な診療科目は皮膚科、小児科などです。

問診、診察、皮膚生検、発汗テストなどを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬・外用している薬がある際には、医師に申告しましょう。

いつから症状があるのか、他にも症状があるのかなどを医師に伝えましょう。

治療する場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

あせも症状の病気

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この記事の監修医師