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無呼吸症候群で考えられる病気・原因は?医師が徹底解説!

無呼吸とは10秒以上呼吸が停止している状態のことを指します。寝ているときに家族から指摘されることもあれば、寝ている途中で苦しくて起きるということが症状になる方もいます。同時に、無呼吸の症状が出る人にはいびきがあり、いびきの途中で息が止まるという症状が出るのです。また、就寝中の無呼吸があると睡眠がしっかりとれていないため、日中の強い眠気やだるさなどの症状が伴うことも多くあります。

就寝中は、舌を含めた呼吸をする筋肉が緩みます。そのため、口から肺までの気道のいずれかが狭くなってしまいそこを空気が通ることでいびきの症状が出ます。このことによって息が浅くなり気道がつぶれると、呼吸が止まってしまうことがあるのです。

夜間就寝中に無呼吸がある睡眠時無呼吸症候群は、軽症から重症までありますが、動脈硬化と強く関係しており、無呼吸が強く続くと生死にもかかわります。

日本人は骨格の問題で若いうちから睡眠時無呼吸症候群が出ることもありますが、肥満が増えるとさらにり患率が増えてきます。そのため、男性では40~50代がピークとなり、女性では年齢とともに睡眠時無呼吸症候群が増える傾向にあります。また、高齢者では筋力の衰えにより舌が落ち込みやすく、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。

すぐに病院に行った方が良い「無呼吸症候群」症状は?

睡眠時に、胸が陥没する、または、息継ぎをするような呼吸をしている場合は、すぐに病院受診を検討しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な診療科目は、内科、呼吸器内科、循環器内科、耳鼻咽喉科です。

問診、診察、血液検査、画像検査(レントゲン、CT、MRI)、心電図検査、睡眠時ポリソノグラフィなどを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。

いつから症状があるのか、他に気になる症状はあるのかなどを医師へ伝えましょう。

治療する場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

無呼吸症候群症状の病気

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