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不正出血で考えられる病気・原因は?医師が徹底解説!

不正出血

不正出血とは、ホルモンの異常やさまざまな病気によって起こる月経以外の性器出血です。不正出血の症状は、1〜2日程度でおさまることが多く、赤い鮮血、茶色っぽい色のもの、おりものに血のようなものが混ざるなど個人差があります。不正出血の中には重大な病気が隠れている場合があるため、そのほか下腹部痛などの気になる症状があれば注意が必要です。

排卵期にもわずかな出血が起こりますが、これは中間期出血と呼ばれ、生理的な現象のため病気ではありません。また、思春期や更年期、ストレスなどによってホルモンバランスが乱れることでも不正出血が起こります。

不正出血の原因には、以下のようなものが考えられます。何らかの病気が原因で起こる器質性出血や、ホルモンバランスの乱れで起こる機能性出血、
中間期出血:排卵期に起こる中間期出血、その他、妊娠や性行為などで傷ついて起こる出血が挙げられます。

器質性出血により起こる不正出血は膣や子宮、卵巣などの病気が原因です。代表的な病気には子宮内膜症、膣炎、子宮頸管ポリープ、子宮頸がんなどがあります。

すぐ病院に行った方が良い「不正出血」症状は?

  • 出血量が多い、顔色が悪い、激しい腹痛がある場合
  • 妊娠しているあるいは妊娠の可能性があり、強い腹痛もある場合

これらの場合にはすぐに病院を受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な受診科目は、婦人科です。

問診、血液検査や経膣超音波検査などを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。

いつから出血の症状があるのか、出血の量や頻度、可能ならば基礎体温記録も医師に伝えましょう。

治療をする場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

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この記事の監修医師

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