桐山さん
そもそも、なぜ目が悪くなるんでしょうか?
北澤先生
遺伝によるものと、環境によるものがあります。桐山さんは、いつ頃から視力が悪くなりましたか?
桐山さん
小学生の中学年・高学年くらいですかね。眼鏡を使用していて、中学くらいからコンタクトを使い始めました。
北澤先生
お父様やお母様は?
桐山さん
両親も祖父も近眼で、遺伝って言われていました。
北澤先生
近視の一番大きな要素は遺伝的要素です。特に強度近視はほとんど遺伝と言われています。もう一つの要因、環境によって近視になる人は年々増えています。パソコン、ゲームなど、近くを見る機会がものすごく増えていますからね。遺伝的要素に加えて良くない環境が重なり、子どものころから近視になるというパターンです。
桐山さん
数字で言うとどのくらいから自分の眼が悪いんだって言うのを体感できるようになるんですか?
北澤先生
0.7以下になってくると、少し視力が悪いっていうのを自覚しますね。桐山さんもそうだったのでは。
桐山さん
そうですね。そこからはどんどん悪くなっていって、で、気づいたらえーっと、もう0.0いくつの世界になってました。もう15年以上コンタクト生活です。
北澤先生
スポーツはやりますか?
桐山さん
バスケやってました。コンタクトに変えてからすごくスポーツしやすくなったし、眼鏡だと、ふちのせいで視界が狭くなるのでムリでした。
北澤先生
眼鏡にはそういう欠点もありますね。