夫婦と検診
わたなべ麻衣
JOY
いい夫婦の日に
健康を考える
夫妻が互いに贈る
「夫婦検診」
11月22日は「いい夫婦の日」。パートナーとの生活をいつまでも楽しむために、お互いの健康は大事ですよね。今回は、タレントのJOYさんとわたなべ麻衣さん夫妻に、お互いの健康について気になっていることをお伺いし、それぞれに合った「夫婦検診」のプレゼントを考えていただきました。
JOY モデル・タレントJOYさん
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MAI
WATANABE モデル・タレントわたなべ麻衣さん
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写真集 【every moment】発売
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お互いのカラダに合わせた検診メニューを
カスタマイズ
今回ご協力いただいくドクターのご紹介
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MYメディカルクリニック
産婦人科医
山口 乃里子先生
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MYメディカルクリニック
院長
笹倉 渉先生
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山口先生よりJOYさんにヒアリング
山口先生:今、奥様の体調でJOYさんが気になっているのは?
JOY:そうですね、貧血気味で歩いているときに急に立ち止まってしゃがんだりということもたまにあって。ここは心配しているところですね。
山:やっぱり女性の体って生理周期によってホルモンバランスが変動していくので、もしそういうことが気になるようであればホルモン採血がおすすめです。私が一番受けてほしいのは婦人科検診になります。婦人科検診を奥様が普段から受けているかどうかってご存知ですか?
J:受けていないと思いますね。僕もあんまり内容分かっていないんですけど。
山:例えば30代を超えると3人に1人は子宮筋腫という、良性の腫瘍ができると言われているので、普段検診を受けていないのであればやっておいた方が良いかなとは思います。
J:先生からこういう検診受けた方が良いのになっていうのはありますか?
山:女性特有の観点からいうと、婦人科検診と乳腺の検診ですね。妊娠しておっぱいが張ってくると、直接触れづらくなるので乳がんが見つかりにくいんですよ。だから妊娠されていない今のうちにチェックすることで、早期発見できると思います。
J:それって本当は毎年受けるべきなんですか?
山:医師の立場から言わせていただくと1年に1回は受けてもらった方が良いですね。
J:オッケーオッケー、奥さんには毎年受けてもらいます!
山:では、麻衣さんにプレゼントする検診内容をまとめると、ホルモン採血、婦人科検診、乳腺検診ですね。あとは、実際に貧血がある場合、貧血で多いのは、胃からの出血と鉄欠乏性貧血。採血をして貧血がわかったら、胃カメラも受けた方がいいかなと思います。
J:なるほど! ありがとうございます。貧血はめちゃくちゃ心配です。
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笹倉先生より麻衣さんにヒアリング
笹倉先生:それでは、よろしくお願いします。奥さんから旦那さんの気になる症状などはありますか? ご夫婦だったら、ブライダルチェックはどうですか。これからお子さん作られるんですよね、きっと。
麻:はい。考えてます!
笹:それであれば奥さんはもちろん、旦那さんも、感染症の風疹・麻疹とか、ワクチンで予防できる病気は、やっておいた方がいいですね。あといびきもあるんだ。
麻:今まではかかなかったんです、ここ最近いびきをかくようになって。自分自身いびきを一度もかいたことがないと言っていたのに、「いびき昨日かいてたよ」と言ったら、びっくりしてて。
笹:副鼻腔に炎症が起きたのかもしれないですね。意外に副鼻腔って虫歯とかからでも炎症が起こったりとか。CT撮ればすぐ分かるので、パパッとやっちゃうのがいいかもしれないです。これだけは見ておいてほしい項目はありますか?
麻:骨の強さ的なものは検診できますか? 手を付いただけでヒビが入っちゃったり。私今まで人生で骨を折ったことがなくて、そんなに骨って簡単に折れるものなのですか?
笹:採血である程度のリスクは分かりますよ。あと運動とカルシウムみたいなことをよく言われますけど、甲状腺の病気とか副甲状腺の病気とかも、ゼロじゃないので。
麻:あと、彼いつもお腹を下しているんですよ。お肉食べたりとか、ものを食べたりしたらよく下すんですよ。
笹:一番確実なのはお尻から入れてやる大腸カメラですけど、その勇気はなかなか男性には起きなくて、これを機に受けていただくと良いと思います。
麻:うんうん、それは本当に早くやってほしい!
笹:今回JOYさんにプレゼントする検診内容としては、MRIとCT、お腹が弱いということだったので、胃カメラと大腸カメラですね。イビキをかくのは、副鼻腔炎も考えられるからアレルギーの検査。奥さんに移さないために感染症の風疹、麻疹も含めておいた方がいいところですけどね。ほかに心配なことはありますか?
麻:大丈夫です。ありがとうございます。面白かった!
心を込めて選んだ検診メニューを
プレゼント
贈った検診の内容とは
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TO:麻衣さん
ホルモン検査
子宮頸がん検診
乳がん検診
上部内視鏡検査(胃カメラ)
血液検査
FROM:JOYさん -
TO:JOYさん
MRI・CT
アレルギー検査
腹部超音波検査
上部下部内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
骨密度検査
血液検査
FROM:麻衣さん
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J:まず採血ですね。ホルモン採血というのがあるらしく、やっぱり麻衣は貧血気味というのがあるから、それをクリアにするために受けてほしい。あとは婦人科検診ですよね。それと乳がんの検診はやっぱりやっといて、何かあったら早期発見は大事です。
麻:マンモグラフィって痛いんですよね。痛くないやつもあるんでしたっけ?
山:痛いのと痛くないのがありますよ。
麻:そうなんですか。あるんですね。めちゃくちゃ痛いんだと思っていました。
J:潰したければ潰してもらって(笑)どっちでも。あとは胃カメラ。
山:貧血気味とおっしゃっていたので、採血して実際に貧血症状があった場合にやればいいかなと思います。
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麻:6個あります!
J:えー、なんだろう。
麻:MRIとCTと、アレルギー検査。風疹麻疹抗体検査。これ私にうつる可能性があるからというやつ。それと腹部超音波検査。
J:それもしかしてオナラの話からいってる?
麻:いや、下痢。すぐお腹をこわしちゃって。ABC検査、採血でリスク検査をして、もしここで引っ掛かったら胃カメラ・大腸カメラ、骨密度検査。以上。
J:ああ、確かに骨がね。サッカーとかで、フィジカルコンタクトでやっているから、急にここ2年ぐらいで骨のヒビが増えてきて……。
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J:聞いてみて、本当に検査した方がいいこと、気になるものばっかりだったので、全部やりたい検査ですね。
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麻:普段、彼からきちんと検査を受けなさいと、常日頃言われているので、ちゃんとしなきゃなと思いました。将来的には子どもも産みたいし。自分だけの身体じゃないので、きちんとやっていきたいと思います。
夫婦検診プレゼントを終えて
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J:健康のことって大事だし、身体が動かなければ何もできないわけだから、僕は特に肺結核で一度死にかけているし、命の大切さとか早期発見というものの大事さみたいなものはその時に身に染みました。やっぱりパートナーと末長く一緒にいたいと考えたら、すごく夫婦検診は大事なことだと思うんですよね。毎年夫婦やカップルって誕生日や記念日があるので、その時にプレゼントを贈ったりすると思うんですけど、毎年何かそれ以外のイベント事として、検診をお互いプレゼントする事が、だんだんスタンダードになっていけばいいなと思います。僕らもそういうのがなかったので、これを機に夫婦検診を毎年受けたいと思います。それが世の中に広まればたくさんの人が長く健康でいられたり、命を救っていくきっかけになるんじゃないかなと思います。
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麻:旦那さんは昔結核になったので、健康に対して敏感になってるんですけど、世の中的にはあんまり自分のことってよくわかってなかったり、このくらい大丈夫って思いがちだと思うんです。一緒に生活しているから見える部分、ここ気になるなとか、この人のこういうところ心配だなとか、夫婦だとよく分かる部分だと思います。そういうのをきちんと言葉に出して、夫婦検診で結果が見えると安心できますよね。本当に旦那さんは私のことを心配してくれてたんだなって実感しました。夫婦検診がスタンダードになったらすごい素敵だなと思います。やってみてぜんぜん堅苦しい感じでもないし、気軽にふたりで検診に行けると思うので、もっとラフに考えてきちんと毎年夫婦検診を受けていきたいと思いました。
編集部より
JOYさんもわたなべ麻衣さんも「自分が思っていた以上に、相手は自分のことを考えてくれていた」とおっしゃっていたことが印象的でした。「いい夫婦の日」のような機会に、お互いに感謝の意を伝えるとともに、パートナーの健康をより考えるきっかけとしてみるのはいかがでしょうか。
人間ドックであれば2~3万円、予防接種などは5千円から受診することができます。また、自治体によっては妊娠可能な女性と同居している人たちに対して、ウイルス感染症の抗体検査を受けられる補助制度があるところも。ご夫婦で受けるからこそ、互いの状態を客観的にみることでき、より健康的な生活を過ごすことができるでしょう。