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アイジングとは

 更新日:2023/03/27

アイジングとは

アイシングとは、冷却療法のことで、患部を冷やすことで血管を収縮させ炎症や痛みを和らげ、患部の新陳代謝を低下させることで損傷部位の低酸素障害を予防できます。アイシングには大きく分けて2種類あり、一つはけがの応急処置として、痛み・炎症・腫れを抑えるために、けがを負ってから48~72時間は冷却を繰り返すというもの。こちらはできるだけ早く冷やすことで二次的低酸素症を防ぐことができます。もう一つは、運動後のアフターケアとして、スポーツ活動後に使いすぎて患部に熱を持っている状態の時にも、アイシングを行い疲労回復を図る目的のものに分けられます。

メリット

・手軽に応急処置として行える
・冷やすことで鎮静を図れる
・炎症による熱・腫れを抑える
・出血を最小限に抑えることで、二次的低酸素症の予防が可能

デメリット/副作用

・間違ったやり方で凍傷を起こす可能性がある
(10度以下で冷やすと神経性炎症を起こすリスクあり)

治療期間

けがに対して行う場合、10〜20分冷やし、1~2時間開け再度10〜20分冷やすを3回~繰り返す。これを2日続けることが推奨されています。

費用相場

捻挫や打撲などに対する施術と合わせて行われるため、アイシング単体での費用は設定されていない場合がほとんどです。
セルフケア、応急処置として行う場合には自宅にあるもので代用可能です。氷嚢、アイスバックなどは100円均一でも購入できます。

注意点

治療期間や費用は、治療院や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修柔道整復師