この発表内容は、オーディオ機器使用者の聴覚障害を危惧し、全てのオーディオ機器に「許容音量」を制御するソフトウェアの導入を求める安全基準「Safe listening devices and systems(安全なリスニング機器とシステム)」が設けられている。また、WHOは、オーディオ機器に対する音量のペアレンタルコントロール(親による制限)機能と自動音量制限機能を導入することも提言。国連(UN)によると、スマートフォンを含むオーディオ機器の大音量での使用により、約10憶人以上もの若者が聴覚の損傷を抱えるリスクがあるという。