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予防治療で受けられる治療
予防治療の主な治療内容は、口腔内の定期的チェック・専門的口腔清掃・歯磨きや食生活の指導などです。
口腔内のチェックでは、まず歯や歯茎の状態を目視やレントゲン画像を使って検査し、むし歯や歯周病の発症・進行を確認します。この定期的なチェックにより、疾患を早期に発見できるため、病状が軽いうちに対応が可能です。その結果、治療が簡単かつ短期間で終わり、患者さんの負担も軽減されます。
専門的口腔治療ではスケーリングを行い、歯ブラシだけではきれいにならない部分を中心に歯や歯茎を清掃し、歯石を落とすことが可能です。歯には歯垢（プラーク）がつきますが、このプラークは細菌の塊であり、細菌のなかには毒素や酵素を出し歯茎に炎症を起こすものがあります。これが歯周病の始まりです。歯石は歯垢が固まって石灰化したもので、歯垢が作った毒性物質が染み込んでいるため、歯肉に害を与えます。そのため歯科医院での専門的なケアで、歯石を取り除くことが重要です。
また、予防治療では患者さんのライフスタイルや状態に応じて、歯ブラシなどセルフケア用品の紹介や効果的な使い方のアドバイスを行います。定期検査の案内をはがきなどで患者さんに送って、リマインドにつとめている歯科医院も少なくありません。
近くの予防治療を選んだ方がよい理由
予防治療は定期的に継続して検査を受ける治療なので、通いやすい近くの歯科医院を選ぶのがおすすめです。遠くの歯科医院や行きにくい場所にある歯科医院では、通院が億劫になり、やめてしまう可能性が大きくなります。むし歯のように痛みがない定期検診の場合は、緊急性を感じづらくなり歯科医院への足が遠くなるため、すぐに行ける近くの歯科医院を選ぶのがよいでしょう。
近所の歯科医院では、行き帰りの時間や費用も少なくてすむ利点もあります。また、高齢者の方やお子さんをお連れの方の場合も、近くの歯科医院の方が行きやすいものです。
まとめ
歯科医院は、2022年時点で全国に60,000医院以上もあります。お住まいの地域や普段利用している駅の周辺にも、通いやすい歯科医院が見つかるかもしれません。
信頼できる歯科医院を一から探すのは手間がかかることもあります。こちらから、ぜひご自身に合った歯科医院を見つけてみてください。
