モーニングアフターピルとは
更新日:2023/03/27
モーニングアフターピルとは
モーニングアフターピルとは緊急避妊薬とも呼ばれ、望まない妊娠を防ぐために服用する薬剤です。避妊をしない性交、経口避妊薬の服用忘れ、腟外射精、コンドームの破損・脱落、不適切な使用など、妊娠の可能性がある性行為を行った後に医師の診察を受けて処方されます。期待する効果を得るには、性交後72時間以内に服用することが条件となっていますが、近年では120時間以内に服用すれば99%の確率で避妊に成功するものもあります。副作用はほぼないとされていますが、まれに吐き気、頭痛、不正出血などが起こる場合があります。あくまでも緊急を要する避妊薬であり、女性の身体の負担が少ない避妊薬としては低用量ピルが主流とされています。
メリット
・望まない妊娠を高確率で避けられる
・中絶手術に比べ、身体的・精神的な負担が少ない
デメリット/副作用
・効果が期待できる時間が限られている
・まれに吐き気、頭痛、不正出血などが起こる場合がある
治療期間
モーニングアフターピルは薬剤の種類によって性交渉後72時間以内、120時間以内など定められた時間内で服用します。
費用相場
モーニングアフターピルは8千~1万円程度とされています。
注意点
治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。