イオントフォレーシス療法とは

　更新日:2023/03/27

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イオントフォレーシス療法とは、多汗症に対しての治療法です。多汗と認められる手のひらや足底などを水中にいれ、電気を流すことによって汗の分泌部に水素イオンが影響し症状を抑えることができます。

・痛みなど患者さんへの負担がほとんどない
・治療部位と異なる部位が多汗になる代償性多汗の副作用がほとんどない
・患者さんの負担が少ないため年齢に関係なく受けられる

・人によって必要となる回数が異なり、複数回の治療が必要になる
・1回あたり30分程度、週に1～2回の治療を要する
・効果に個人差があるため、実感しにくい可能性がある
・手のひらや足底以外の部位には使用しづらい

1回約30分の治療を行います。継続して8～12回程度行うと効果的とされているため、週に1～2回程度の通院を続ける必要があります。効果を実感できても、それを継続させるためにさらに治療を受け続けることが重要です。

多汗症には保険適用がされるので、1回あたり1000円弱で受けることが可能となっています。

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師