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ヘルニア修復手術とは

 更新日:2023/03/27

ヘルニア修復手術とは

ヘルニア修復手術とは、手術後の創部や、お臍などの筋膜が弱い部分から腸などの内臓が腹腔外に飛び出てしまう状態になった患者さんに対して、医療用のメッシュを用いて筋膜などの支持組織を補強してはみ出ている腸や腹膜を正常な位置に戻す方法のことです。
術後は3〜5日で退院することができ、術後7日で抜糸が可能です。退院後の生活と通院については、医師の指示があるまでは入浴やシャワーは傷に保護テープを貼ることによって可能で、創部の治癒が確認されれば特別通院をする必要はありません。また、仕事復帰も事務職では術後10日、力仕事の場合は3〜4週間で出来ます。

メリット

・術後の疼痛が少ない
・単純縫合法に比べて再発が少ない
・術後翌日からでも動けたり、食事も取ることができる。

デメリット/副作用

・感染症などの合併症を発症する恐れがある
・術後、出血が起こると開腹手術による止血が必要になる

治療期間

手術時間は60~90分程度で、3泊4日程度の入院が必要です。手術7日後には抜糸できます。

費用相場

保険適用が可能であるため、手術費用は最大でも24,000円程度とされています。さらに麻酔や入院の有無によって費用が変動します。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師