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リヒテンシュタイン法とは

 更新日:2023/03/27

リヒテンシュタイン法とは

リヒテンシュタイン法とは、1989年に米国のIrving Lichtensteinが考案した、鼠径ヘルニア手術において鼠径部全体をシートで覆って縫い付ける手術方法です。さまざまな要因で手術中に患部が見えづらかったり、ほかの方法が難しい再発ヘルニアなどに利用されます。鼠径部を直接切開する手術法は、主に1990年代に中心的に行われてきました。

メリット

・多くの実績がある手術なので安心感がある
・再発ヘルニアなどで部分的な手術が難しくても治療することができる
・人工素材の減少など手術方法が改善され、患者さんのQOLも改善される

デメリット/副作用

・医師の技術の差が出やすい
・傷のある部分の感染が比較的起きやすい

治療期間

手術時間はおおむね40~60分程度となっています。入院期間は術前術後含めて2-3日が一般的です。

費用相場

鼠径ヘルニア手術は保険適用を受けられるため自己負担額は1~2万円程度で済みます。高額療養費制度などを活用すればさらに安くなる場合もあります。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師