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冷凍凝固法とは

 更新日:2023/03/27

冷凍凝固法とは

冷凍凝固法とは、顔や体にできたイボに−196℃の液体窒素を当てることで、意図的に凍傷を起こすことによってイボを壊して取り除くことができる治療です。

液体窒素さえあれば行うことができる治療法で、費用が安く大きな設備を要しないため、多くの皮膚科クリニックでも治療を受けることができます。

綿棒で液体窒素を塗布する方法や、スプレータイプの容器から噴射する方法があります。

メリット

・簡便に行うことができる
・安価である
・治療効果は高い

デメリット/副作用

・色素沈着が起こることがある
・痛みを伴うことがある
・治癒後の部分に、瘢痕形成する場合がある
・血豆、水ぶくれになる場合がある
・複数回治療を受けないと、完治しない事が多い

治療期間

サイズにもよりますが、一回の治療でイボがすべて取れることは珍しく、一般的に治療を数回続ける必要があります。

病変の状態によって回数は異なります。また、治療には2〜3週間の間隔を設ける必要があります。

費用相場

イボ等冷凍凝固法(3箇所):630円(3割負担)

イボ等冷凍凝固法(4箇所):810円(3割負担)

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師