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胎児超音波スクリーニング外来とは

 更新日:2023/03/27

胎児超音波スクリーニング外来とは

胎児超音波スクリーニング外来では、お腹の中の赤ちゃんに何か異常がないか、精密検査が必要であるか否かを判断するための検査を行います。生まれる前に発見することで、安心して妊娠期間を過ごし、分娩を迎えられるよう通常の妊婦検査よりも入念に検査を行います。ただし、入念に検査を行ってもあらゆる異常を確実に発見できるわけではありません。妊娠24週~28週前後で行うのが理想です。

メリット

・赤ちゃんに異常が見つかった場合、適切な処置へつなげられる
・超音波による検査なので、痛みがなく赤ちゃんへの影響もない

デメリット

・その時の赤ちゃんの体の向きによって診断できないことがある
・すべての異常がわかるわけではない
・自費になる

治療期間

妊娠24週~28週ごろまでを目安に受けることが適切な時期といわれています。妊娠30週以降の後期であってもスクリーニング検査を行うことも可能ですが、胎児の発育が進んでいるため超音波が届きにくくなり見えにくくなります。
検査自体は約30分程度で、通常の妊婦検診よりも入念に行います。

費用相場

費用相場は産婦人科によってさまざまですが、2~6千円程度が相場です。
もともと通院している産婦人科で分娩する場合と他院で分娩する場合とでは費用が異なる産婦人科もあります。
補助券利用の有無の確認が必要です。

この記事の監修医師