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4Dエコー(4D超音波検査)とは

 更新日:2023/03/27

4Dエコー(4D超音波検査)とは

4Dエコー(4D超音波検査)とは、お腹の中にいる赤ちゃんの動く様子をリアルタイムで見ることが出来る超音波検査です。立体的な赤ちゃんの様子が見られ、動画として残すことも出来ます。適した時期が決まっており、26週頃~30週頃が最適です。タイミングがよければ顔がきちんと映り、可愛い仕草も見ることが出来ます。他の超音波検査に比べて画像もきれいに映るのでより鮮明な赤ちゃんの様子が見られます。取り扱っていない施設もあるので、かかりつけの施設に確認が必要です。
立体的でリアルな顔や動きを見ることができる反面、妊婦健診で評価するべき箇所を見るのには2Dエコーが適しており、基本的には2Dエコーで妊婦健診を行います。

メリット

・立体的な胎児の動いている様子が見られる
・様々な仕草をみることが出来るので愛着がわく
・動画として残すことが出来る
・施設によっては録画データやプリントアウトしたものをもらえる

デメリット/副作用

・角度やタイミングによって顔や仕草がみられない
・ほかのエコーに比べて費用が高くなる場合がある
・検診に必要な赤ちゃんの情報は4Dエコーだけでは得られない
・2Dエコーの方がさまざまな情報を得やすい(推定体重、羊水量、胎児の異常の発見など)

治療期間

1回10~20分程度です。
おおよそ24〜32週の妊婦が目安ですが、30週以降は赤ちゃんの成長の関係でうまく撮影できないことがあります。

費用相場

4千~1万円程度と施設によって値段は様々です。また、双胎の場合は、この値段より高くなることもあります。かかりつけの施設で行う際は無料で提供する場合もあります。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師