リポジショニングアプライアンスとは

リポジショニングアプライアンスとは

リポジショニングアプライアンスとは、前方整位型スプリントとも言い、顎関節症の治療に用いられます。
上の顎もしくは下の顎の歯の咬合面全体を覆うような形状で咬合面に対合歯の圧痕や誘導ランプが設置されており、装着して噛み合わせることにより下顎頭と関節窩の位置関係を修復し、関節への負荷を軽減させ、関節痛などの症状を改善させることができます。
これにより顎関節症の治療に使われることが一般的です。長期の使用は咬合に不可逆的なよくない影響を及ぼす可能性がるため短期での使用が勧められています。

メリット

・顎関節症に効果的

デメリット/副作用

・治療終了後に顎関節症が再発する可能性がある
・対顎の歯に動揺がある場合に装着すると動揺が増すリスクがある

治療期間

症状により異なりますが、基本的にまずはマウスピースを製作し、そこから症状が緩和するまで装着していきます。

費用相場

保険の適用となり、スプリントを製作する場合約5千円前後となります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。