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静脈内鎮静法とは

 更新日:2023/03/27

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法とは、鎮静薬を静脈に投与することで意識を低下させる方法です。歯科治療が怖くて不安な患者様が、抜歯やインプラント手術などの外科処置を安全に受けることができます。気持ちがリラックスして寝る方もいらっしゃいます。また、鎮静薬には健忘作用があり、治療中の記憶はほとんど残らないことが多いです。

メリット

・全身麻酔とは違い自発呼吸が可能
・麻酔の回復が早いため日帰り手術が可能
・血圧や脈拍が安定し、心臓血管疾患などがある方でも安心

デメリット/副作用

・まれに呼吸や血圧に影響する場合がある
・術後は眠気やふらつきなどが生じる場合がある
・使用薬剤に対するアレルギーがある方は禁忌

治療期間

鎮静をかけるため、治療時間は長くなります。治療後は、鎮静薬の効果が切れるまで1〜2時間程度休憩していただきます。

費用相場

歯科恐怖症や異常絞扼反射では、保険適用になる場合があります。
保険外の場合は1回2~10万円です。
歯の治療費は別途かかります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師