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経腟超音波検査とは

 更新日:2023/03/27

経腟超音波検査とは

経腟超音波検査とは、女性の腟内に細長い機器を挿入し、子宮や卵巣などの臓器に異常がないかどうか調べる検査です。機器から臓器に超音波を発信し、跳ね返ってくる超音波により子宮内部の様子をモニターに映し出します。子宮内部の様子が詳しくわかるため、内診では見つけづらい産婦人科の疾患の発見が期待できます。

メリット

・多少の違和感はあるものの、強い痛みや出血はないことが多い
・放射線を使用しないため検査による被爆の心配がない
・数分程度の短時間で終了する
・挿入する機器には滅菌処理をしたカバーを付け、カバーは1回ずつ交換するので衛生的である

デメリット

・体内のガス・骨・脂肪などにより画像の精度に影響が出る場合がある
・子宮の外部に突出するような筋腫や、大きな筋腫は全体を観察できない場合がある
・性交未経験の場合は痛みを強く感じやすいため、実施できない場合が多い

治療期間

数分から長くても10分程度で終了します。

費用相場

3~8千円程度です。

その場でモニターを見ながら子宮内の様子について説明を受けたり、検査後に画像を見ながら説明を受けたりする場合があります。
疾患の症状がある場合は、保険適用で受診できる場合があります。

この記事の監修医師