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TKD切開法とは

 更新日:2023/03/27

TKD切開法とは

TKD切開法とは、挙筋腱膜前転法を行う際に用いられる切開法二重術です。挙筋腱膜前転法は眼瞼下垂の治療法の一つで、瞼板に繋がる挙筋腱膜をまぶたを引き上げる役割を持つ瞼板に再固定します。TDK切開では、術後の再発が少ない・手術結果が安定しているなどの特徴があります。
また、通常の切開法とは違い目を開けたときに切開線が二重の奥に隠れるように切開されるので手術痕が目立たず、目を閉じたときでも切開線が本来ある瞼の皺に一致するので、どちらの場合でも傷痕は目立ちにくくなっています。術後のまぶたの腫れも通常と比べて少ないことからダウンタイムも短くなり、早期に通常の生活に戻ることが可能です。

メリット

・手術の結果が安定している
・術後の再発が少ない
・保険診療を選択すれば安価で行える

デメリット/副作用

・TKD切開のライン上には血管が豊富であることから、術中の出血が他の方法と比べて多い
・自由診療だと高額になる

治療期間

手術は日帰りで受けることが可能です。

費用相場

保険適用の場合、片目21600円程度です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師