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卵巣がん検診とは

 更新日:2023/03/27

卵巣がん検診とは

卵巣がん検診とは、卵巣にがんがあるかどうか調べる検査です。卵巣は「沈黙の臓器」とよばれ初期の自覚症状がないため、検診を受診することはがんの発見のきっかけとして非常に有効です。検査には経腟超音波検査、子宮頸部細胞診検査、血液検査(血液中の3種類の腫瘍マーカー検査)などがあり、腫瘍が見つかった場合は良性の卵巣腫瘍との区別するため、さらに病理検査を行い診断を確定します。

メリット

・自覚症状の無いがんが発見できる

デメリット/副作用

・検査でがんが見つかったとしても相当進行している可能性がある
・厚生労働省が指針として定めるがん検診に指定されていない
・検診方法には科学的根拠がない
・不要な検査や治療を招くおそれがある
・費用は自己負担である

治療期間

経腟超音波検査と血液検査:10〜20分程度
子宮頸部細胞診検査:10秒程度
※当日結果が出ない検査の場合は1〜2週間以内に結果がでるので、再度来院する必要があります。

費用相場

経腟超音波検査と血液検査で4000〜5000円程度
子宮頸部細胞診検査を追加した場合は10000円前後

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師